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“寅次郎物語”感想1

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 16日午後6時より、“寅次郎物語”を上映、寒い日となりましたが50名の方の参加で鑑賞していただきました。面白いシーンでは笑い声が聞こえ、悲しい場面では静かになり「あー、やっぱり映画はみんなで観るものだ」とつくづく感じました。

Tさんから感想をいただきました。ありがとうございました。

 

 寅さんシリーズ、回を重ね、なんと満男が大学受験生になっていて驚愕!(昭和62年の作品でした)寅さんもすっかり大人になって、分別臭くなっていたし、さくらも相応に年をとっていました。

“秀吉”を演じた子役の子(伊藤祐一郎)は、寅さんの幼少期にはこんな顔だったかと思わせる程のそっくりぶりでした。喜劇場面は数が少なかったようでしたが、吉野の宿で高熱を出した秀吉の看病をする寅と隆子(秋吉久美子)が。往診に来た医者(松村達雄)と繰り広げるトンチンカンなやり取りはスピード感もあって見ものでした。秋吉久美子も様々な表情を見せ、伸び伸びと演技をしていて、よかったです。

作品の中で心にしみた台詞・・・

「男は妻子の為に(骨身を惜しまずコツコツと)手を真っ黒にして働くのが良いんだ」

「生きていれば よかったと思えることが いくつもあるよ」

山田監督からの、すべての人への、暖かいメッセージですね。

彼もすでに齢90才、念願の二大女優主演の映画製作が待たれます。その女優とは・・・

浅丘ルリ子と倍賞千恵子です。

追伸

前々回もそうでしたが、さくらが寅の軽い財布の中に、何枚かのお札をいれておいてやる処。こんな女の人、今時居るでしょうか。男(夫)の財布から抜き取る女(妻)は居るでしょうが。でも今や、現金扱いが少なくなっているので・・・また疑問は続きます。

 Tさん、早速の感想ありがとうございました。倍賞千恵子さんが一番親しく付き合っていたマドンナは、浅丘ルリ子さん。“相合い傘”を観ればよくわかります。その二人が主演の映画が出来るのであれば、素晴らしい作品が期待できそうですね。

そういえば、今年の夏に“家族はつらいよ2”の製作が決まっています。封切りは平成29年の5月27日。楽しみですね。1作目の“家族はつらいよ”は来年の3月17日この鑑賞会でも上映します。まだご覧でない方も是非、みんなで笑ってください。


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