本日一日は、朔日恵比寿!抽選と野菜の販売を楽しみに来ていただけるお客様が固定化してきたようでアリマス
野菜は午前中に完売
ネギ・ホウレンソウ・小松菜・ジャガイモ・白菜・大根・ブロッコリー・人参・蕪
抽選場には大福餅さんのオハギ
でした
本日一日は、朔日恵比寿!抽選と野菜の販売を楽しみに来ていただけるお客様が固定化してきたようでアリマス
野菜は午前中に完売
ネギ・ホウレンソウ・小松菜・ジャガイモ・白菜・大根・ブロッコリー・人参・蕪
抽選場には大福餅さんのオハギ
でした
昭和24年 木下恵介監督作品が 第8回文化の駅サテライトステーション事業 昭和キネマの集い上映作品です。
「二十四の瞳」は大好評で、今まででは最高のお客様にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
次回は同じ木下監督の「お嬢さん乾杯!」 実は私も始めて鑑賞させていただきました。木下監督としては、原節子起用はこれ一回でした。小津監督にはない原節子の魅力全開です。また、木下監督は人情喜劇を撮るのも得意な人でした。昭和24年。終戦間もない東京の貴重な風景もお楽しみください。
第2回ソーシャルメディアサミットが開催されます。
日時・2月20日(水)午後6時30分
会場・プラトンホテル四日市 5階 ヴェネチアホール
会費・3000円 セミナー・お食事、飲み物込み(チケット扱っております)
内容 ネットショップで活躍するローカルゲストによる体験談
facebook活用方法
パネルディスカッション 地域の「ええとこ」発信
お気軽にご参加下さい。
Kさんからも感想が届きました。ありがとうございます
「風光明媚な小豆島の風景と、約20年の時間軸をグーッと凝縮した2時間半。あっという間でした。只、自分個人的には、題名に拘るというか、もっと子供との絡みがあってもよかったと思います。(原作も知りませんし、映画も初見です)
どちらかといえば「大石先生一代記」という感が強く感じられて「二十四の瞳」という部分が少なかったような気がしました。
12人の子供たちとのオムニバス的なのが一本の映画になっているのかと思っておりましたので。(名作を批判してすみません!)」
確かに“大石先生から見つめた子供たちの物語”といった感じでした。只、時代に押し流されて生きる子供たちを描くには、先生の目線で…というあたりに落ち着いたのではなかったでしょうか。「あなたのために、先生、何もしてあげられない。せめて苦しみを聞いてあげることくらいしか」何も先生をやめることはなかった。教師という義務を務めながら戦ってほしかったという感想も聞かれました。
ロングショットで時間をかけて撮影されるシーンが多くありました。昨今のめまぐるしい映画と比べるとじれったい気もしますが、画面を見ながら時代の不条理をじっくり考えていただきたいという監督の思いがあったのでしょう。
感想有難うございました。
次回は、同じ木下恵介の昭和24年の作品です。木下監督は「カルメン故郷に帰る」のような喜劇を撮ることも好きな監督でした。戦後間もない東京を舞台にコミカルで明るい作品が原節子を主人公とした「お嬢さん乾杯!」です。当時の貴重な風景もお楽しみください。
エキサイト四日市・バザール2013のポスターが完成しました。
アビ・コミ様、ありがとうございました。
今年も罹災地東北のみなさんを応援します!日本に元気を!日本に力を!
黒沢明監督の“生きる”(昭和27年公開)は、昭和キネマの集いで是非上映したかった映画でしたが、レンタルリストに載っていなかったため断念しました。時代劇が多い黒澤監督の作品の中でも、橋本忍脚本による“生きる”は、素晴らしいヒューマンドラマに仕上がっています。
某市役所の課長である志村 喬演ずる渡辺勘治は、定年に向かって文字通りハンコを押すだけの“死んだような生活”を送っていました。自分の胃がんに気づくまでは…
余命が幾ばくも無いことを知った渡辺は、市役所を休み一時の享楽に走りますが、残ったのは虚しさだけでした。
さて、ここ市役所に“小田切とよ”という女性がいました。明るい性格のとよに渡辺は余命を生きるすべを求めます。そして、彼女は“モノを作る喜び”を教えます。
ここで一気に本人渡辺の通夜の日に映像が移り、参列の人々は渡辺が成した仕事のことを話し合います。それは、水溜りの暗渠を埋めて公園を造ることでした。住民からの要望は以前からあったのですが、役所内の無責任感からたらい回しにされてきた案件でした。人が変わったように渡辺は、公園造りに邁進します。あらゆる警告や妨害にめげることなく。
そして、雪の降る或る夜、渡辺は出来上がった公園のブランコで“ゴンドラの歌”を口ずさみながら息を引き取ったのでした。
だらだらと無難に生きることが、大切な人生の過ごし方でしょうか?この映画はそんなことを語りかけてくれます。60年以上も前の作品でありながら、提起される問題は、現在でも新鮮です。
本日は、アビ・コミュニティの堀木さんと四日市JRへご挨拶に伺いました。エキサイト四日市・バザール開催日の4月6日(土)は「JR東海 春のさわやかウォーキング」が実施され、市内を散策していただいた後、バザール会場へ立ち寄っていただけることとなりました。ほとんどが市外の皆様で、大勢の来街者で賑わうことになります。(予想参加者1000名)
只今、「新道おもしろバザール」と「三滝通りさくらまつり」の参加店を募集中ですので、奮ってご参加下さい。お申し込みこち要項は四日市諏訪商店街振興組合のホームページから・・・
水谷百碩画伯は明治大正時代に生きた画家です。四日市港を築いた稲葉三右衛門翁の肖像画を描いた人であり、萬古焼の絵付け師としても著名でした。水谷画伯は、当時、市民に親しまれている場所を日本画に残しています。高砂町・午起・陣屋跡・不動寺・垂坂山・三滝川・諏訪神社等。現在12枚が残っている為に、四日市博物館様では十二景と名付けられたそうです。
御陣屋裏門之秋景
今年度に入って四日市商工会議所様発行の“商工春秋”に、その四日市十二景が巻頭を飾っています。稚拙ブログでも逐次掲載させていただいていますが、平成の四日市十二景は何だろうかと、その都度考えていました。
この度、3月16日・17日にかけて“スワセントラルパーキング祭り”のイベントを担当させていただくにあたり“平成の十二景“を皆様にも考えていただきたいと、広く募集させていただくことにいたしました。ナイトクルーズ・三滝通りの桜ライトアップ・駅前や諏訪公園のイルミネーション等四日市には市民に愛されている風景があります。十二か所は大変ですので五か所、皆様お勧めの四日市十二景をご応募させていただきます。
詳細は、新聞折り込みのチラシや当ブログにて公募しますが、抽選で粗品を進呈させていただきますので、どうか奮ってご応募いただきますようお願い申し上げます。
来る、3月16日(土)・17日(日)には“スワセントラルパーキング祭り”が開催され、この催事の一環として“昭和キネマの集い スペシャル”を開かせていただくこととなりました。上映は“砂の器” 昭和49年公開で、松本清張の小説を野村芳太郎監督が映画化しました。143分
“砂の器”は、松本清張原作の映画の中でも、特に傑作として高く評価された作品で、第29回毎日映画コンクール大賞(日本映画)・脚本賞(橋本 忍・山田洋次)・監督賞(野村芳太郎)・音楽賞(芥川也寸志・菅野光亮)、キネマ旬報脚本賞(橋本 忍・山田洋次)、1974年度ゴールデンアロー賞作品賞、ゴールデンクロス特別賞、モスクワ国際映画祭審査員特別賞・作曲家同盟賞を受賞しています。
昭和46年早朝、国鉄蒲田操車場構内で身元不明の殺人死体が発見されます。手掛かりはきわめて少なく、ねばり強い捜査からは何も浮かび上がってこない。迷宮入りかと刑事たちがあきらめたころ、被害者の家族からの届け出で身元が判明、被害者がかつて巡査時代に助けた親子が浮かんできます…。
映画の中で使われている「宿命」は音楽監督の芥川也寸志の協力を得ながら、菅野光亮によって作曲され、過去の回想シーン全編に流れる曲は涙なくしては観られない、まさに圧巻の仕上がりとなっています。大きな画面で、皆さんと一緒にご覧いただき、涙してください。
出演 加藤 剛・島田陽子・緒方 拳・松山省二・夏 順子・春川ますみ・菅井きん・殿山泰司・森田健作・渥美 清・佐分利 信・丹波哲郎
四日市市商業農水部の服部次長
2月20日(水)午後6時30分より、四日市プラトンホテル5階のヴェチュアホールにおいて、四日市商店連合会主催の第2回ソーシャルメディアサミットが開催され、80名以上の参加者で盛会でした。ネット通販の現状を紺文とコスモ楽器が報告、その後、市の観光推進室を交えた6名で四日市の観光についてのパネルディスカッションがありました。時間的な制約から、内容の掘り下げには限界を感じましたが、今後、商連ニュース等の事業での展開が期待されます。今や大型店をも脅かすネット通販と、遷宮式典を迎えた市の観光は二つの重要課題でございます。この会をきっかけにますます進化することを願ってやみません。今回の集いで多くの同志と交流が持て、勇気づけられた思いでした。皆様ご参加いただき、ありがとうございました。
紺文の森会長
コスモ楽器の北川情報部副部長
パネルディスカッション「四日市の観光」
ファンに取り囲まれた観光推進室の岡田氏
お疲れ様でした ありがとうございました
Tさん、今回も力の入った感想をありがとうございました。
今回も原節子の魅力全開作品(それも喜劇)の上映、ありがとうございました。
一連の小津作品主演の彼女を見てきて、ずっと関心を持っていましたが、図書館で面白い文庫本を見つけ、丁度読み終えたところでした。「原 節子―あるがままに生きて」という本で、2010年出版、著者は貴田 庄(1947生)という映画評論家で、小津安二郎に関する本も何冊か書いています。
この「原 節子・・・」の中で「お嬢さん乾杯」について書かれた文を少し紹介します。
☆ 月刊誌「映画ファン」1949年10月号での原 節子のコメントに
「“お嬢さん乾杯”で、「惚れております」というシナリオにない台詞を突然木下監督に言わされました。恥ずかしくて、本当に困ってしまいました。皆さん、私が困っているとゲラゲラ笑って・・・・」
シャイな原が「惚れております」と告白する木下の演出は見事に決まっていて、喜劇を好きだという彼の本領を発揮したラストシーンとなった。
原 節子は15歳でデビュー。42歳で引退するまでに100本強の映画に出たのだそうです。彼女は、歌、踊り、楽器演奏、どれも出来ず「大根」と揶揄されたこともあった様ですが、それでも、いえ、それだけにあの美しい表情と佇まいだけですべてを語りつくした・・・一言の台詞も発せず、20秒にも及ぶクローズアップに耐えられる女優・・・原 節子。かつて彼女の大ファンであった丹羽文雄が彼女の為に書き下ろした「東京の女性」は彼女の主演で1939年に封切られています。
最後にこの「お嬢さん乾杯」で面白かった処を二つあげます。
佐田啓二が弾くギター。左手の指が全く動いていなかった。
泰子の祖母の正直な言動の数々。今ならさしずめ樹木希林あたりが演ずる役柄でしょうか。なかなかの名演技だったと思いました。木下監督の喜劇 万歳!です。
ありがとうございました。祖母様。ひやひやするほど云いたい放題でゴザイマシタ。
Mさんは、いつものように会場で書いたただきました。
有難うございました。木下作品の名作ですが、私は今回初めて観させていただきました。大好きな原 節子の美しさに見とれました。自分を省みて?昔は俺も若かった。当時は早く幸せになりたいナーと、いつも願望を抱いていた思いを今夜の画面から呼び起され懐かしさで一杯でした。生きてきた歓びを与えてくださって感激満杯です。有難うございました。ハッピーエンドに乾杯!
Mさんはいつも感動の感想を書いていただきます。Mさんの感想を読ませていただく度に映画会を開かせていただいてよかったと、感無量です。
某Mさんからも感想をいただきました。
流石に木下作品、大いに笑わせ、コミカルの中に男女の情感がここち良く描かれている。そして最後には少し泣かされて・・・戦後間もない時代にこんないい映画が製作されていたのかと、感心しきり。
公開当時は昭和24年。終戦から4年しか経っていません。当時の風俗や風景が、とても興味深く鑑賞させていただきました。
四日市商工会議所広報誌“商工春秋”3月号の表紙は、水谷百碩画伯の四日市十二景より“龍灯の松 不動寺の晩鐘”です。(四日市博物館蔵)
龍灯の松は、不動寺境内にあった大きな松です。その高さから、港に出入りする船の目印となり、いつしか龍灯の松と呼ばれるようになりました。
枝のたくさんの添え木が老木の風格を感じさせます。不動寺の晩鐘は、四日市の名所として「近江八景」にならったものです。
市外からお越しいただいているYさん、今回も感想ありがとうございます。
「伝説の原 節子さんを見られて、大変うれしく思いました。何といっても、あの笑顔が忘れられません。
先日知らない子供たちが挨拶をしてくれました。私は内心嬉しく思いました。最近、挨拶のできない人が大変気になりますし、職場でも先ず朝の挨拶が、楽しく仕事ができる基本だと思いますが、上司であり同僚でも知らぬ顔は大変寂しいと思うのが現状です。これも家族の問題か、親のしつけか、学校のしつけかと思い、グローバルなこの世の中で、顔の色でなく人間としての基本と思うのですが・・・世界が平和であるには、まず挨拶からと思います。おはようございます、グッドモーニング、グーテンモルゲンなど笑顔だと思います。
今回の映画を鑑賞させていただき、元気をもらい、明るい社会のために自ら先ず実践したいと心に誓いました。
本当に有難うございました。 以上
Kさんも感想を寄せていただきました。
「専務のおっしゃった、木下監督と原 節子の関係について。
監督の作品は前回(二十四の瞳)と今回(お嬢さん乾杯!)。原 節子さんは四作(晩春・麦秋・東京物語・青い山脈と今回)。あくまで個人のイメージによる感想ですが、監督は中道左派的な額に汗して働く人が主人公の作品が好きなのでは?だけど原 節子さんのイメージは、どの作品(あくまで4作品ですが)でも良いところのお嬢さんというところの役柄のイメージしかありません。ですからこの作品(お嬢さん…)1本だけしか使わなかったのではと思います。コメディでも少し場違い的な感じがしたのは自分だけかも知れませんが?ましてや監督の作品群においては。
自分勝手な感想・批評ですみません!!
全国商店街支援センター様の指導で諏訪商店街振興組合が受けていた「繁盛店づくり実践プログラム事業」が、2月27日で終了しました。
平成24年9月12日に「魅力アップ入門事業」(1日臨店)を受け、引き続き、11月20日から約3か月間の「繁盛店づくり実践事業」を6店舗(弥な屋・ギャラリー慧・セキヤ・ショップ100・しまぐち屋・Tagtag)が受講いたしました。
日本コンサルタントグループ さがらコンサルタントの相楽 守先生に6回にわたってお越しいただき、各店舗を回って、長所・問題点・解決法等を一緒になって考えていただきました。
相楽先生には粘り強く、お店の長所を引き出して誉め、問題点を共に考え、改善点を提案するといった親切な指導をしていただくことができました。
おかげで、店舗運営に元気に取り組んでみえる店もあり、今後の方針が見えてきたといった報告も聞かれました。
このところ寒さの為か歩行量の激減で淋しい商店街ですが、先生の商店街は「天気・景気・元気」で左右されますという言葉を思い出し“個店が輝く商店街づくり”に元気に取り組んでまいりたいと思っています。
講習会を終了するにあたり、日本コンサルタントグループ 地域経営研究所所長の牛久保修一様より各店舗に賞状が手渡されました。
親切なご指導をいただき、ありがとうございました。
平成24年度文化の駅サテライトステーション事業“昭和キネマの集い”も今回で最終回を迎えることとなりました。「張込み」に始まり「青い山脈」「おとうと」「男はつらいよ」「羅生門」「有りがたうさん」「二十四の瞳」「お嬢さん乾杯」と様々のジャンルから選ばせていただきましたが、毎回多くの方に支持され盛況のうちに上映できましたことを、心より御礼申し上げます。
さて、最終回はリクエストにお応えして1999年の中国映画、」フォ・ジェンチー監督の「山の郵便配達」です。
山間の村から村へ、何日もかけ徒歩で配達する父親でしたが、足を痛めたことから息子がその仕事を引き継ぐこととなります。留守がちであった寡黙な父親に、愛情を感じることのできなかった息子。美しい自然を背景に、父親と息子の情愛を描いた素晴らしい映画です。ぜひお楽しみください。
3月7日。四日市駐車場協会様の研修会があり、名古屋駅西にある400台収容の駐車場「オータケ パーキング」を視察。昼食後の午後は、名古屋科学館のプラネタリウムを見学してまいりました。
オータケ パーキング全景
パーキング屋上より 名古屋駅方面を望む
広さが35mある会場は世界最大とのこと。真ん中に球形の投影機(プラネタリウムというそうな)があり、リクライニングシートに身を沈め夜空を見上げます。太陽が沈みやがて名古屋の空が満天の星空に。そして、風景が変わり、南半球のシドニーからの夜空も見ることができました。星座の何かもさっぱり分からない叔父さんたちは、さわやかな睡魔との闘いのひと時でした。50分間の上映。無数に輝く星空のもと、マ、横に彼女でも居たら・・・・と、良からぬ思いを抱く、おじさん達でもゴアイマシタ。一度訪れてはいかがでしょうか?
アヤシイ オジサマガ 二人
3月16・17日の両日、スワセントラルパーキング祭りが実施されます。今夏のイベントは大きく三つに分けることができるのです。
第1・平成の四日市十二景の募集。水谷百碩の四日市十二景に習い今の十二景を募集しようというものです。官製はがきでの募集をお待ちいたしております。駅前イルミネーション・諏訪公園イルミネーション・諏訪神社・ナイトクルーズ・海蔵川堤の桜など思いの平成十二景をご応募ください。
第二・映画“砂の器”の上映会です。松本清張原作の小説は数多く映画化されていますが、原作者自身にこれ以上の映画化はないと言わしめた“砂の器”は、まさにミステリーを超えたヒューマンドラマの仕上がりです。3月16日午後5時より・スワセントラルパーキング2階会議室での上映です。入場無料 ぜひお越しください。お待ち申しあげております。
第3は・諏訪の各お店を回りスタンプを集めていただく、スタンプラリーです。四個のスタンプを集めていただくと、パーキング事務所でお菓子と駐車券をゲットしていただけます。
YYストリートや四日市子供まつりが開催される16・17日。ぜひ中心商店街へお出かけください。
瀬木直樹監督の映画会が商工会議所で開かれる。
3月29日(金) 18:30〜 「四日市と映画を語る」瀬木監督のトークショウ
19:00〜 映画「ROUTE42」上映 1,000円
3月30日(土)・31日(日)14:10〜「ROUTE42」・「果てぬ村のミナ」上映全回終了後瀬木監督による舞台挨拶有り 1,800円
四日市出身の瀬木監督。「いずれの森か青き海」の撮影が懐かしいです。このところ制作に乗ってみえる監督を、みんなで応援しましょう!
12日付の中日新聞に、樋口博也氏の“あすなろ応援便”が掲載されていました。
「“遠くても力に”東海の支援者ら 東海地方では、今も多くの人たちが、さまざまな方法で被災地支援に取り組んでいる。2年たっても、熱意は衰えないままだ。」
被災地へ毎月応援物資を運ぶ樋口さんのことを知ったのは、1年ほど前のことでした。早速堀木さんを通してコンタクトを取り、エキサイト四日市バザール会場に応援コーナーを設け、皆様から物資を募集させていただきました。
樋口さんのあすなろ便は続けられていました。そこで今年も、三滝ステージの斜め前にコーナーを設置して、皆様からの援助品を受け付けさせていただきます。募集品目はホームページ“あすなろ応援便、四日市より愛をこめて”に掲載されていますが、日用品雑貨が喜ばれているようです。
また議員団の皆様による義捐金募集も行われる予定です。皆様の温かいご援助をよろしくお願い申し上げます。
昭和キネマの集いスペシャル“砂の器”。今回は市の商店街活性化イベント事業として上映させていただきました。
上映開始が午後5時ということで、集まっていただく時間に不安はありましたが、本当に多くの方に参加いただき会場は満席となりました。ありがとうございました。
早速Tさんから感想が届きました。
「松本清張の小説の映画化には、同じく野村芳太郎監督による「張込み」(昭和33年)がありましたね。この映画の音楽担当は黛敏郎。黛と芥川也寸志は当時共に新進気鋭の作曲家で、互いによきライバルだったらしいです。
今回の「砂の器」(昭和49)では音楽総監督として芥川が担当していました。
さて犯人(加藤剛)は作曲家であり、ピアニストであるという設定で、彼が全身全霊を傾けて作ったのが「宿命」と名付けられたピアノコンチェルト・・・その初演で指揮とピアノ演奏の両方をこなし、見事大成功を納めるという筋書きになっているのですね。
このコンサートシーンには圧倒されました。大作です(菅野光亮 作曲)。加藤剛も名演奏?でした。
この長時間に及ぶコンサートシーンに重なる様にして、捜査担当刑事(丹波哲郎・森田健作)による状況説明と、犯人の子供時代の回想シーン(台詞なしでの体当たり演技が感動的!)が展開されていくという手法は、大変説得力があり素晴らしかったです。
病魔に魅入られた心優しい父(加藤嘉)と、そんな父をただ一人の肉親としていつも慕い、時には庇う幼い息子(子役は誰だったのでしょうか?)
「宿命」とは“生まれてきたこと と 生きていること”。清張は作品の中で言っていますが、人生経験の薄い私には本当のところが理解できなかったようです。
原作を読んでいないのに批評するのは生意気かとも思いますが、少々不満と疑問を持ちました。
1.犯人が一気に殺人に至ったより詳しい説明が欲しかった。
2.惚れた男には身も心も捧げ尽くす女・・・ホステス(島田陽子)思慮に欠けぬ行動と、少し走っただけで流産→大出血→死亡という荒っぽい展開にはついていけなかった。
3.ミスキャスティング?女は利用するだけのもの。出世欲の塊で、しかも殺人犯という悪役を加藤剛にやらせてのは?TVの善人代表“大岡越前”が邪魔をしました。(でもそれがあえての演出か?)
清張作品には、いつも汗だくになって仕事をする刑事や人情味溢れる駐在さんが描かれていますね。美しい懐かしい風景の数々と合わせて大きな感動をありがとうございました。これを機に、小説を読んでみようと思っています。」
Tさん、感想をありがとうございました。ハンセン病を患った本浦千代吉と放浪の旅に出た息子秀夫は、春日和秀とういう少年が演じていました。
それから殺人に至る強引な設定は、私も疑問を感じていました。映画の力点は、殺人や捜査ではなく、むしろハンセン病に対する差別を描きたかったのではと思わせるほどです。
上映の再お断りしましたが「映像と音響がもっと素晴らしかったらなあ」と思った次第です。無料上映に免じてご勘弁いただきました。