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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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第38回 定時総会終了

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5月23日午前9時30分より、四日市諏訪商店街振興組合の総会がパーキング2階会議室に於いて開催されました。

出席組合員数33名、委任状出席29名にておこなわれました。

たいした混乱もなく無事に終了いたしましたが、2年ごとの役員改選を総会のどの部分に持っていくかで宿題が残りました。

年度替わりの決算と予算の間で行うか、旧役員が作成した審議事項をすべて終了してから新役員の就任になるか意見が別れました。

ま、どちらも正しいと言えます。

そういえば、当振興組合では終了年度(平成24年度)で総会を開いていますが、開催年を年度(平成25年度)としているところも多いようです。

多少引っかかりますが、重要審議の根幹にはかあまり関係ありません。

マ、どうでもいいことですか?


「異人たちとの夏」

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大林宣彦監督の「異人たちとの夏」は、8月スワセントラルパーキングで上映の予定です。

ある夜、人気シリオライターである風間杜夫の部屋に名取裕子が訪れる。

「わたしは、あなたのファンなの」

そして、ドア越しにこう話す。

あのう、もう3年くらい前なんですけど

ダンサーが主人公の話、あったじゃない

音楽がとても素敵だったし

感動したの

本当よ

あ、それから

ステキな言葉があったわ

過ぎ去ったことは、取り返しがつかないと云うけれど

そんなことはない

誰のものでもない、自分の過去なんだから

好きなように取り返していけば  いいじゃありませんか

第2回 よっかいちお菓子フェスタ 開催

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25日、26日の両日、表参道スワマエと三番街さんの一部を中心に“第2回 よっかいちお菓子フェスタ”が行われ多くの来街者の方で賑わいました。

私事であまりお手伝いができませんでしたが、今回のイベントに取り組んでいただいたスタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。お疲れ様でございました。

「蒲田行進曲」

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昭和57年公開の“蒲田行進曲”は、映画の中の映画。まさに映画賛歌デアリマス。

松坂慶子扮する小夏がまた素晴らしい。

売出し中のスター銀四郎の子を身ごもった小夏は、出世の邪魔と大部屋のヤスに押し付けられる。小夏との結婚を決断したヤスは故郷の人吉に連れて帰ったりして結婚の準備を進めるが、ある日、気まぐれな銀四郎から結婚指輪を受ける。

 

「結婚するんだ 俺たち

「銀ちゃん

「泣くな 泣くな泣くな 俺たち腐れ縁なんだよ 離れられっこねえんだ永久に

「あんた私に どんな仕打ちしたと思ってんのよ

 それにあたし少しづつ 好きになり始めてんの やっさんのこと

「嘘をつくな お前が好きなのは この俺なんだよ

「好きだよ 私ね 人吉へ行ってきたの みんな私のこと いい嫁じゃいい嫁じゃって言ってくれたの それにあたしお母さんに頼まれちゃったのよ やっさんのこと

 だからあたしもうあの人たちのこと裏切っちゃいけないと思うの

「なんだおいこ夏 それじゃあ俺を一人ぼっちでほっとくつもりなのか

「それにあたし8か月になってわかってきたの 女にはね 何よりもね

 いつも一緒にいてくれる人が一番なのよ 銀ちゃん一緒にいてくれないじゃない

「蒲田行進曲」は平成26年3月、文化の駅サテライトステーション事業で上映予定です。

 

6月の朔日恵比寿

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毎月一日は朔日恵比寿。抽選会と新鮮野菜100円市、朔日餅の販売を行いました。

薄日の射すまずまずのお天気でしたが、売れ行きはいま一つ。野菜と餅は少々難航いたしました。今日を楽しみに来ていただける方がみえます。

Sさんも気持ちよく手伝っていただき、しまぐち屋さんにみえたボランティアのお手伝いさんも加わって抽選場は大賑わいでした。

来月は“いばら餅”に決定デス

水沢の「ふれあい牧場」

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商工春秋6月号の表紙を飾る“絵はがきに見るよっかいち”は“市民の憩いの場「ふれあい牧場」”です。

水沢地区の鈴鹿山麓の斜面にある牧場で約120頭の牛が放牧されている。優良乳牛の増殖育成を目的に昭和39年に開設された。

周辺の豊かな自然環境を生かして市民の憩いの場として平成9年から「ふれあい牧場」に生まれ変わった。

伊勢湾を望む展望台や芝生広場がある。予約制で牛の乳しぼりやバター作りも可能。

子供たちと訪れたのは10年ほど前だったでしょうか。小さな売店があって、アイスクリームがおいしかったのを覚えています。斜面の勾配がきつかったワ。

次回開催に向けて

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6月3日午後7時より“エキサイト四日市・バザール2013”最後の実行委員会が開かれ決算と次回に向けての反省点が話し合われました。

三滝通りの飲食ブースからは「今回雨で来客数が少なかった。来年に期待したい」という意見が多く、次回への出店希望が100%でした。

一方、新道おもしろバザールの方は、出店費が高い(2日間・出店料5,000円・テント代3,000円)といった意見が出されています。

企業PRの為の出店であれば8,000円の回収は問題ないのですが、赤字になると厳しい状況です。値下げも検討しようと思いますが、今回、催事決算でも赤字が出ているので、検討の余地があります。

今回お天気が良ければ人の出も多く、さほど問題にはならなかったのですが、マンネリという意見が出されました。2007年は、減りつつある出店数をカバーするため三滝通りをカットしての開催でした。その後アビコミさんのご努力で、京都百万遍さんやエココーナーを設けたりして賑わいを取り戻してまいりましたが、ここでもう一工夫が必要です。

諏訪新道の一角に“よっかいちバザール キッズ ランド(仮称)”を設けて、子供さんたちが楽しめるコーナーを造りたいと考えています。

エココーナーや学生さんのブースを子供向けにして、諏訪新道の約半分をキッズランドにできればと思います。

次回は早めに実行委員会を立ち上げ、企業PRコーナーの充実や、三滝ステージに参加型のプログラム(コーラ早飲み大会・種飛ばし大会・大声大会等)を取り入れるなど、初心に帰って一味違うバザールに出来ないかなと考えております。

ご意見をお聞かせください。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

ありがとうございました

松竹キネマへの誘い

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本日、平成25年度文化の駅サテライトステーション事業参加の為の審査会があり、外羽理事長と出席させていただいた。

有りがたいことに毎回好評で「今度は何時始まるの?」というお問い合わせも聞いている。今回のタイトルは“松竹キネマへの誘い”。実は上映許可を受けやすいのは今のところ松竹のみ。価格も一律で松竹系の映画であればほとんど上映可能。だからあえて松竹に絞った。

今回は皆様の希望を聞きながら「喜びも悲しみも幾年月」「野菊のごとき君なりき」「君の名は」「白痴」を。そして、年齢層を団塊の世代に合わせた「男はつらいよ 純情編」「異人たちとの夏」「幸せの黄色いハンカチ」「息子」「蒲田行進曲」の9作品とさせていただいた。希望にお答え出来なかった方には大変申し訳ない。

審査員の先生の中には、映画のお好きな方もみえて話も弾み、楽しい審査会となった。上映会を心待ちにしている皆様の為に、了承を期待しております。

 


「誰も知らない」再び

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是枝裕和監督の「そして父になる」が、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受けた。

是枝監督というと、2004年の「誰も知らない」を思い出す。同じカンヌ国際映画祭で柳楽優弥くんが最優秀主演男優賞を受賞している。

四人の子供たちが、母親からアパートの一室に置き去りにされる。やがて仕送りも途絶えるが、そんな中でも子供たちは生き抜いていく。

事実に基づいて創られたというが、やるせなさがこみ上げる。特に長女の京子に至っては、堪らない。アパートを抜けだして四人が公園で遊んでいるとき、妹がつけた砂をそっと払う場面がある。感動する。

何故 なんとかしないのか? なぜ 助けを求めないのか?

明は答える

「いまいくつだっけ?」

「12才です」

「アルバイトは16才以上でないと始められないんだ

 警察とか福祉事務所とか 連絡したほうがいいんじゃない?」

「そんなことしたら4人で一緒に暮らせなくなるから

 前にもそういうことがあって、すごく大変だったから」

「そうか・・・」

グランドマスター

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重厚で叙情あふれるカンフー映画が出た。特に水しぶきを上げての戦いは美しい。

ワイヤーを使った大袈裟な格闘は、嘘と分かっていてダンスを見ているようだ。

20世紀始め、カンフーの事務所というか交流の場は、妓楼にあったということだ。お江戸吉原が社交場だったようなものか。豪華で胡散臭そうな雰囲気がよく出ている。

贅沢をいえば、この辺りもう少しエロっぽさが欲しかった。

グランドマスターを巡って激しい戦いから数年後、引退を控えたチャン・ツィイは、妻子のあるトニー・レオンに愛を告白する。

「人生悔いのないのがいいっていうけれど

私はそうは思わない

悔いのない人生なんて

味気ない」

 

 

 

 

「いざ高知へ!」その2

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まちをつくり、変えることを子供たちに教える・・・これは、歴史上の著名な人物を多数輩出した土佐ならではの発想ではないでしょうか。こどもは宝。将来はこどもたちに委ねられています。だからこそ大人には、子供たちを正しく見守る義務があります。

 保護者の方からの感想に・・

 キッザニアと違って、親は子供と完全に切り離されたことで「わが子を信じて距離を置いてみる」という簡単にできそうで、日常生活では意外に難しい親離れ、子離れの準備ができたように思います。仮想の「こどものまち」なのに、現実社会の親が手や口を出すと、子供の想像力は育ちませんし、親の目を気にして「本当に自分がやりたいこと」が解らない、見つからないなんて残念な結果になりかねません。そうならないように「ただ見守る」のがどんなに難しいか、身をもって知ることができたので、親にとっても貴重な2日間でした。

 イベント開催には資金が要ります。多くの企業やお店が協賛されていますが、商品開発も行われています。“とさっ子駅弁”は材料からの仕入れで作られ、実際に高知駅で販売されているそうです。

  また飲食店では、ワインのボトル裏に“寄付ギフトプロジェクト”のシールが貼ってあり、1本につき100円の補助ができる仕組みです。お客様の話題作りにも一役買っています。

 実行委員会事務局の畠中洋行さんのコメントには・・・

 ここでの社会のしくみを体験することで、子供たちは現実の社会にも関心を持つようになります。各家庭では「お父さんは選挙に行った?」「日銀の短観って知ってる?」などの会話が交わされるようになりました。

 森岡氏の「高知では、閉鎖的空間(りょうまスタジアム)での開催なので300名が定員です。雨が多いせいもあって屋内が適切」と話すのに対して、同行の増田氏いわく「“こども四日市”は子供たちと商店街のかかわりを大切にしていきたい。実際の町が活動の舞台になり、こどもたちが街の活性化の一翼を担うことを目指している」と四日市の活動を紹介しました。

最後に森岡氏は「将来、尾崎君がそうであったように、参加者が成長した姿でプロジェクトに加わってくれるのを楽しみにしています」と語ってみえました。

「いざ高知へ!」その3

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高知には1泊2日の滞在でした。名古屋小牧の空港から50分ほどのフライトで、高知龍馬空港へ到着。30分ほどのバスで西へ進むと繁華な“はりまや橋”に到着します。

はりまや橋から北方向に高知駅があり、北西、高知城方面に向かい官公庁や学校が並ぶ地域となります。昔ここは武家屋敷町だったそうです。

 

高知を代表する観光名所の一つ「日曜市」は、高知城から東へ延びる追手筋(おおてすじ)の道半分を歩行者道路として開放、毎週2〜300軒の露店が軒を連ねます。地元の名産品や特産品をはじめあらゆる品々(生姜・小夏みかん・梅・びわ・トマト・カラーピーマン・桃・メロン・スイカ等)が並ぶ「日曜市」は、300年の歴史を持ち、観光客ばかりでなく地元の人々にも親しまれています。

刃物屋さんが目立つのは、昔、近在から買い出しに来たお百姓さんに農器具を売ったなごりだそうで、「日曜市」の日にあわせ店頭の道路に商品を並べての営業となります。

会場の中ほどに「ひろめ市場」があり、地元の食材やお酒を楽しむ人々で賑わっていました。平成10年2階を駐車場としてオープンした「ひろめ市場」は、物販20と飲食40のお店で構成されています。1階の大部分を占める飲食ゾーンは、中央にテーブル席があり、周りを6〜8坪の店舗で囲まれていて、お酒やパン・ケーキ・天ぷら・刺身などあらゆる食材を楽しみながら交流できる広場でした。それぞれのお店で買い求めてきた料理とお酒で、話も弾みます。楽しい空間でした。

かつおのたたきは絶品!

「いざ高知へ!」最終回

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高知に居城を持っていた長宗我部元親は、関ヶ原の戦で西軍についたため敗れ、この地に山内一豊が入国した。これにより新しく入った者を上士、それまで居た者を下士とし、着るものから履くものまで差別する厳しい身分制度ができました。「龍馬伝」でお馴染みですね。このパワーが龍馬や武智半平太を生んだのです。

高知の商店街は、巾の広いアーケードの整然とした道が、高知城からはりまや橋に向けて延々と伸びていました。歩いていても商店街の元気が伝わってきます。

二日目。時間があったので高知城を訪ねました。歴史の重みがひしと伝わってきます。

昨日の日曜市の会場は元の整然とした道路に戻っていました。

はりまや橋のバス停から高知龍馬空港へ向かい、小牧空港へ飛びました。高知の滞在は約24時間。貴重な体験をさせていただきました。明日を担う子供たちを大切にしている高知市民の皆様を、羨ましくも感じた視察旅行でした。

第1回は「男はつらいよ 純情編」

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平成25年度 文化の駅サテライトステーション事業は、市の文化交際課様が3年前、諏訪栄の一角に“文化の諏訪駅”が出来たのをきっかけに、中心市街地に文化の拠点を作ろうという案で毎年募集されています。

6月6日にプレゼンがあり、当振興組合の映画会では3度目の立候補となり理事長と共に出かけました。

おかげさまで毎回好評をいただいており、審査の皆さまの反応も良好で、今年度も開催できるかナ?と期待いたしております。

さて、お願いが叶うならば、第1回は、前年度大入りだった第1作“男はつらいよ”を受け、第6作“男はつらいよ 純情編”で幕を開けたいと企んでおります。

昭和44年放映のテレビドラマでハブにかまれて死んだ寅次郎を、映画で生き返らせたいと松竹に申し出た山田監督。二の足を踏む映画会社を説得して第1作を完成させたところ大ヒット“続 男はつらいよ”へと続きます。

そして、松竹がシリーズ化に本腰を入れるようになってきたのがこの第6作 純情編です。大映のトップスター若尾文子をマドンナに、五島列島に住む宮本信子の父親に森繁久弥を起用、笑わせて泣かせる佳作に仕上がっています。ちなみに「純情編」「夕焼け小焼け」「相合い傘」を寅次郎三部作と呼ばれているそうです。ついでに、泣かせるラスト三部作は「続男はつらいよ」「寅次郎恋歌」「ハイビスカスの花」ということですが・・・はたして。

「男はつらいよ 純情編」にご期待ください。

“潮吹き防波堤”のこと

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四日市商工会議所様発行の広報誌“商工春秋”の7月号の巻頭を飾るのは、旧港にある“潮吹き防波堤”です。

四日市港の旧港内にある「潮吹き防波堤」は、明治27年に完成した。総延長199メートル。外海側と港内側の大堤が並行した二重構造。大堤には49カ所の水抜き穴が設けられている。小堤を超えた海水が両堤の間にある溝にたまり、水抜き穴から港内側に流れ出るようになっている。平成8年に国の重要文化財に指定。

昨年3月の「ナイトクルーズ」で見学させていただきました。残念ながら潮吹き状況を見学することはできませんでしたが…


続 潮吹き防波堤のこと

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旧港を訪ねました。整備された公園の一角に、案内のパネルが立てられています。

江戸時代、江戸と四日市間の航路もあって栄えていた四日市の港も、土砂の堆積で汽船の入港が困難になってきた。

そこで、廻船問屋の稲葉三右衛門は私財を投じ、明治6年より10年以上の歳月をかけて工事を行い、現在見られる旧港の原型を完成させた。

その後、明治21年から翌年にかけて襲った暴風雨のため港は破損、同26年から27年にかけての改修工事により、服部長七施工による潮吹き防波堤が造られた。

高波による防波堤の破損を49箇所の水抜き穴によって和らげ防ぐ仕組みで、全国にも例がなく、平成21年2月、経済産業省より“海運業隆盛の基礎となった港湾土木技術の自立・発展の歩みを物語る近代化産業遺産群”(ナガ〜イ)に認定されました。

イラスト絵はがきの構図を求めて旧港内を歩きましたが、写真とは異なり構図がうまく凝縮されて描かれているようです。

母は強し!

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中日新聞より。“紙つぶて”をみた。それは“余話”。野依良治氏の言葉に、久々に“紙つぶて”がよみがえった気分がした。

かつて中川志郎上野動物園長は「人間は動物とは別である」とする傲慢(ごうまん)を戒めた。

子育ては個の成長と家族、共同体の安定の原点。

母親の抱擁や言葉かけが絶対的信頼感を生み、母親の行動をまねることで家族との絆をつくる。

その上ではじめて「外的な教育」が可能になる。「一国の文明は、その母の文明にもとづく」とも言う。

すべての民族の基盤は家庭の固い絆にあったのではないか。

我が母親は一切の華美を避けて質実を尊ぶ家庭人。

現代女性からみれば、まことにつつましい生活を貫いた。

しかし、精神的には豊かな、質の高い生涯だったと察している。

題して“女性の社会参画”。母性愛こそ、原点である。と説いておられました。

母は強し。女性を侮るなかれ!

アタシャ 侮ったりなんぞ しちゃ おりませんがネ 昔っから

7月の朔日恵比寿

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笹飾りが風に吹かれて音を立てています

今日は朔日恵比寿。午前中の人出は、お天気にもかかわらず今一つでしたが、午後には昼までを挽回する成績でした。

追伸

平成25年度 文化の駅サテライトステーション事業で、諏訪振興組合の“松竹キネマへの誘い”が承認されました。有難うございました。

さっそく、DM作成と松竹さんへの通知を行い、第1回の“男はつらいよ純情編”に向けて準備を進めさせていただきます。

お待たせいたしました。どうかよろしくお願い申し上げます。

“男はつらいよ 純情編”ご案内

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ご無沙汰しておりました。平成25年度四日市市文化の駅サテライトステーション事業が受理されて、今年度も9回にわたり映画会を開催させていただくことになりました。映像も音響もお粗末ではございますが、とにかく入場無料で大感動保証付でございます。

大勢の方に参加いただいてこその映画会。関係者一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

今回は、皆様方のリクエストを尊重しながら、団塊の世代の方々にも楽しんでいただける作品にいたしました。過去2回の上映会の経験から、松竹映画が作品も揃っているため“松竹キネマへの誘い”と題して9作品を選ばせていただきました。選に漏れた皆様には深くお詫び申し上げます。

さて、巻頭を飾る第1回は“男はつらいよ 純情編”です。

監督はご存じ山田洋次、1971年1月15日に公開されました。

“男はつらいよ”のヒットで続編を作った山田監督。その後、森崎東と小林俊一監督に譲った後、第5作の望郷篇を製作。そして第6作に掛りました。シリーズ化への勢いが出てきた頃の作品。出演も森繁久弥に若尾文子と大物で固めています。

見どころは随所にあって、純情編のタイトルにふさわしい宮本信子との出会いは何度観ても涙です。そして父親役の森繁久弥は・・

「おいの反対ば押し切って一緒になったんなら、それぐらいの覚悟しとらんでどげんすっか。そんな意気地のないことじゃ父ちゃん心配で死ぬることもできん・・・・」と娘の宮本信子を叱ります。

マドンナ役の若尾文子は、寅次郎の思いをこう言ってかわします。

「ねえ、寅さんにどうしてもお話ししておきたいことがあるの。私、困ってるの。ある人がねえ・・私にとても好意を寄せてくださるの。その人とてもいい人なので私嬉しいんだけれど、でもね、私どうしてもその人の気持ちを、お受けするわけには・・・」

そして、ラストの柴又駅ホームのシーンは忘れがたい叙情感にあふれています。

涙して笑わせる“男はつらいよ 純情編”是非ご参加ください。

「虹をつかむ男」

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1995年12月第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」をもって「男はつらいよ」シリーズは最終回を迎えた。渥美清逝去(1996年8月)の為だ。

山田監督は第49作「男はつらいよ 寅次郎花へんろ」(高知県ロケ)を企画していたが叶わず、上映予定日だった1996年12月に「虹をつかむ男」を公開している。この映画はまさに、渥美清追悼のための映画だった。

倍賞千恵子・前田吟 両親の反対を振り切りマンションの家を飛び出した吉岡秀隆は、徳島県美馬市でオデオン座を経営する白銀活男(西田敏行)のところでバイトすることとなる。

経営不振にもかかわらず営業を続ける活男だったが、地元の愛好家におしまれつつ劇場を閉じることとなる。

マドンナ役の田中裕子と吉岡との会話だ

「経営者としてはゼロだわね

 もうける気なんかあったら

 こんな町で映画館なんかやらないわよ」

「じゃ一体何考えて」

「活ちゃんはね

 この町の人たちに面白い映画をみせたい

 ああ見てよかったなあ

 素晴らしい映画を見せて

 お客さんの満足する顔が見たい

 心からそう思っている人なのよ

 確かに活ちゃんは町じゃ変わり者よ

 でもね パチンコに使うお金を少し割いて

 映画を見て欲しい

 あの人の考えは正しいと思う

 どこも間違ってやしない

 そのことだけは 亮くん

 分かった上で 東京に帰ってね」

最後の、活男が運転する巡回上映の車が走り去った後、バスを待つ寅次郎がふと姿を現す。寅さんへのレクイエム。思わず胸がいっぱいになりました。

この映画で挿入された映画

「トイレの花子さん」「ニュー・シネマ・パラダイス」「鞍馬天狗 天狗廻状」「野菊のごとき君なりき」「かくも長き不在」「雨に歌えば」「禁じられた遊び」「東京物語」「男はつらいよ」

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