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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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貫井徳郎「乱反射」

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アガサ・クリスティのミステリー小説に、かかわったすべての人が殺人犯であるという作品がありました。
     
貫井徳郎著“乱反射”朝日新聞出版は、地方都市に住む2歳になる幼児が不慮の事故にあって死亡します。事故の原因を突き止めるため新聞記者の父親である加山聡は、事故究明のために奔走しますが、真相は多くの人々のありふれた日常の中のちょっとした不満が蓄積された結果であることを知らされるのです。
文庫本で600ページに近い大作ですが、医者、学生、主婦、職人、公務員、老人とさまざまな人々が入れ替わり立ちかわり登場して、大きな渦が中心に向かうように事故へと近づいていきます。「どうなるんやろ?」とぐんぐん読ませてくれる小説でした。
定年を向かえた三隅幸造は、身の置き場のない自分に対して妻や娘がそんなこととは係わりなく生活していることを知って愕然とします。
ようやく犬を飼うことに生きがいを見出した幸造は、体調が芳しくないにもかかわらず愛犬を連れて毎日の散歩に励みます。
その散歩中に起こした小さな過失の蓄積が、やがて幼児の死に関係してきます。原因を知った加山は「事故の責任は、貴方にもある」と追求しますが「とんでもない言いがかりだ」と反発します。
ここで発する妻の一言には、強い印象を受けました。それは、神の声にも聞こえます。今までの人生のすべてが否定されるような強烈な一言でした。

「おれに責任があったとしても、全体の数万分の一じゃないか」
50年近くにわたって従順に自分に仕えてきたはずの妻から出た言葉は、いつの間にか別人になっていたような恐怖を感じた。
「あなた、晩節を汚(けが)しましたね」

人生は自分のエゴに打ち勝って正しく営まれるべきもの。小さな過失は、とんでもないところで自分のすべてが否定されかねませんニャ。

小津監督「お茶漬の味」

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12月23日(祝)6時30分より上映の小津安二郎再発見は「お茶漬の味」です。
この映画には、有閑マダム方が登場する。広辞苑によると「時間的にも経済的にも余裕があり、社交や娯楽で日々を過ごす婦人」とあります。今でこそ死語になっていますが、昭和8年、モダニズム文化全盛で軍事色が強くなりつつある頃に生まれた言葉ということです。
有閑マダム方は友達どうしで温泉やデパートや、はたまたパチンコや野球見物に出かけたりしています。淡島千景のマニキュアを塗りながらたばこをスパスパ吹かす姿は、男尊女卑の時代にこんなことがあったのかと驚かされます。このあたりの風俗描写が興味をそそられる面白い作品になっています。
     
     
小津監督は、こうしたブルジョア社会を描きつつ鶴田浩二に「ラーメンは安いのが魅力」と言わせたり、笠智衆に「パチンコが流行るようじゃいかんです」といわせたりして、庶民生活の良さを言いたかったかのように受け取れます。
この作品、昭和15年頃に書かれていて、小津監督は「淑女は何を忘れたか」を撮った後、同系列の「お茶漬の味」を書いたのですが、軍の力が強くなってきた時代「この非常時に不謹慎」と検閲にひっかかりお蔵になりました。よほど悔しく感じたのでしょう、小津安二郎は、昭和27年、亭主が出征するところを南米への出張に書き換えたりして映画化しました。
     
夫の佐分利信を軽蔑しつつ生活を謳歌する木暮実千代ですが、ある日突然、夫が出張で当分帰らないことを知らされます。現代なら「亭主元気で留守が良い」となるところですが、意地を張りながら動揺は隠せません。このシーンは最後の最後になりますが、木暮実千代に可愛らしさが出てくるあたりは、見所です。
モノクロ作品ですが、木暮実千代の衣裳や、ひょうたんをデザインした浴衣など、斬新なデザインには驚かされます。ひょうたん柄の浴衣といえば“東京物語”の温泉地でも出現しますので注意してご覧ください。
昭和20年頃の、銀座や後楽園、歌舞伎座、羽田空港などが見られるのも楽しいところです。
     
あ、それから友達役で出ている上原葉子(旧姓 小桜葉子)は、加山雄三の母上です。

朔日恵比寿スペシャル!

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本日“朔日恵比寿スペシャル”を行ないました。
     
お天気に恵まれて、比較的温かな日和でした。前もって配られた抽選券を含めお越しいただいたお客様に約500本の抽選を行なっていただき、商店街の皆様も積極的なご協力を頂きました。
     
     
野菜も200品準備しましたが、午後3時には完売となりました。新鮮な地元野菜100円の販売は大変好評で、着実に定着しているようです。
もう少し時間をいただければ、スワマエ朝市にこぎつけれるかな???といったところでアリマス。

師走の街を挨拶回り

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22日は、アビオンの堀木さんと二人でエキサイト四日市・バザール2012の協賛お願いと駐車場確保の為、挨拶まわりをさせていただきました。
毎年恒例のイベントとなっている為、皆様の反応は良好でございました。ありがとうございました。
(敬称略)三菱東京UFJ銀行・連合自治会長・百五銀行・沖ノ島自治会長・四日市保健所・四日市市役所商工農水部(観光課)・教育委員会・消費者センター・商工会議所・四日市農協・中部近鉄百貨店・三重機械・南警察署(交通課・地域課)・四日市競輪・じばさん三重。
その後、役員の皆様に開催要項書をお配りいたしました。要綱書をお読みいただきお気づきの点がございましたら事務所までご連絡ください。
次回、第2回実行委員会は、平成24年1月16日(月)午後7時より、スワセントラルパーキング2階会議室にて行ないます。その折にはポスターの校正を検討させていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
堀木様 お忙しい中 ありがとうございました。

小津監督「お茶漬の味」上映

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12月23日の夜は、小津安二郎再発見「お茶漬の味」上映とキャンドルナイトがありました。ところが私に急用が入ってしまい19時30分まで参加できなくなったのです。
「みんなに迷惑がかかる」と不安になりましたが、心配することはありませんでした。
外羽理事長と伊藤理事・八鳥理事、そして事務の五味さん、保田さんの皆さんで会場整理とキャンドルナイトに、映画の撮影機材は三崎理事が担当していただけました。ありがとうございました。
     
     
用事を終えてスワセントラルパーキングに駆けつけると、駐車場周辺には150個のキャンドルが灯され、2階の上映会場には63名のお客様が集まってみえました。今回も盛会。祝日の寒い夜、よくぞ集まっていただけたと感謝です。
その上、毎回参加のTさんからは奈良みやげのお菓子が、Nさんからは缶ビールが届けられていました。駐車場向かいの喜多方ラーメン坂内さんからは、映画鑑賞の方には得点付のサービスもいただいていました。
映画会も6回目を向かえ、残るは3回。完全に固定化している手ごたえを感じました。改めて感謝でゴザイマス。
次回は年を越します。第7回1月27日(金)に「東京物語」。2月24日(金)「麦秋」、そして最終回の3月23日(金)は「晩春」と紀子(原節子)三部作が上映予定です。「輪廻」(世代交代)と「無常」(この世のはかなさ)を見事に映し出した三作品を是非お楽しみください。
1年で最も寒い季節です。どうかお体にお気をつけてご参加ください。

「お茶漬の味」感想

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早速、今回もTさんが感想を届けていただきました。ありがとうございました。

「お茶漬の味」という題名から、下町の庶民生活を勝手に想像していたところ、冒頭より、タクシーで銀座の高級洋品店に乗りつける上流夫人が登場して吃驚!!
粋で優美な和服姿の若奥様(小暮実千代)
アメリカのモード雑誌から抜け出たようなファッションの職業婦人(淡島千景)
上品な洋装を初々しく軽やかに着こなす良家のお嬢様(津島恵子)
その華麗な姿に圧倒され続けました。
さて主人公夫婦はというと・・家事のすべては女中まかせ、実家からの仕送りの全部を、自分のお洒落や遊びに使うお姫様暮らしの奥様
我がまま放題の美しい妻の行動を、物分かりの良い父親のように許すフェミニストの旦那様
なんだかおとぎ話でも見ているようでした。
一方、後楽園球場、競輪場、パチンコ店、羽田空港、列車の1等室等、当時の風景が紹介されていて、面白かったです。
そして、歌好きの小津監督の趣向でしょうか、
宝塚出身の淡島千景には「すみれの花咲く頃」を、鶴田浩二には、原語でドイツ学生歌を、笠智衆には戦地の様子を綴った歌を、それぞれ存分に歌わせていましたね。
また、これは拾い物というか、デビュー当時らしき北原三枝が女給役で「いらっしゃいませ」「はい」だけの台詞でチラッと出ていて“お宝”見っけの気分でした。
今回も見応えのある作品をありごとうございました。最高のクリスマスプレゼントでした。
      右から三列目に!
     
鶴田浩二が佐分利信をバーで待っていると・・(右に座っている女給が北原三枝)
「いらっしゃいませ」
「やあ 俺もビールもらおうか」
「ハイ」と北原三枝が立つ
     
北原三枝には気づきませんでした。
実はこの“お茶漬の味”小津作品の中では、あまり評価の良い作品ではありませんでした。“長屋紳士録”の上映を希望していたのですが、松竹さんの貸出DVDの中になくて、やむなく選ばせていただきました。
ところが今回も満席の63名の方にお集まりいただき感無量です。今回の上映会に自信を持った次第です。

お寒い中わざわざ尾平町からお越しいただいたTさん。ありがとうございました。会場で感想を書いていただきました。

「なつかしかったヨ たのしかったよ」
Tさんのお気持ちが伝わってくるようです。
次回もぜひお楽しみください。決して損はいたしません。

四日市商連の今後の取り組み

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少し前でご勘弁 12月20日四日市商店連合会の役員会(8名出席)を行ないました。
内容は、12月13日に行なわれた第1階(回)四日市ソーシャル・サミットの反省と今後の取り組みについてでした。
     
思い起こせば6月、森 周平会長の新体制が誕生して新しい取り組みが始まりました。
はじめに事務所の配置換え。皆さんが訪れやすい事務所にして、新しく横尾事務員に入っていただきました。森会長の改革は進みます。7月23日、商連青年部を泗水会に変更、その準備会が開かれました
そして、上野勝之氏のユーストリームの提案を受け、12月6日には泗水会が発足。続いて、商連には歴史的な事業となったソーシャル・サミットが12月12日に開催されました。
今後、四日市商店連合会としては、ユーストリームを活用した第2回ソーシャル・サミットに向けて、イベント事業等で実績を積み重ねて行くこととなりました。
年明けにはホームページが新しくなります。
また、これらの事業と平行してネット関連事業を企画することとなりました。学生を含めた新しい若い層を巻き込んだ勉強会を開催します。
・ツイッターとフェイスブック操作の基本
・ツイッターとフェイスブック操作の応用
・ブログ講座 操作と配信方法
・ネット配信に使用する写真の撮り方(屋内事業)
・実際の取材(応用編)
・ユーストリームの配信講座
・ユーストリームを使ったイベント時の配信
等が上野氏から提案されています。
ブログ・ツイッター・フェイスブック・ユーストリームを基礎から学び、使いこなし、イベントを仕掛け活かす為の学習会です。
平成24年は、四日市商店連合会にとって、忙しい年になりそうです。

商店街情報誌“さんぽ マップ すわ”完成

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四日市諏訪商店街振興組合の情報誌“さんぽ マップ すわ”が平成24年1月6日に発行される。
情報誌はすでに完成しているので記者クラブさんにお願いしたところ、中日新聞の福岡さんと伊勢新聞の発地さんが組合に訪れた。
      中日新聞北勢版
      取材風景
今回発行の“さんぽ マップ すわ”に関してお話をうかがい、大変勉強になった。
デザインはお褒めいただいた。読みやすいしお正月の雰囲気が良く出ている。校正に当たっていただいた森さんに感謝。しかし、2号が1号と同じパーターンだと飽きられるだろう。情報誌片手に街中を散策していただくには、より内容に面白みが必要となる。目線を消費者側に。紙面に物語が必要である。
次号はエキサイトの案内をと考えていたが、すでにポスターやチラシで告知がなされている。他の切り口で特集を組んではどうか?
旧東海道を歩く、休憩しておしゃべりが出来るスポット(ギャラリーや喫茶店等)、年代別に取り上げた洋装店、工房型店舗特集など。情報誌を見て店舗をはしごして頂けると良いが・・・
貴重なアドバイスをいただき、感謝である。驕る心を強く戒めて、次号を目指す。マップ片手に街を散策していただける内容には、まだまだほど遠い。

小津監督「東京物語」

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いよいよ平成24年1月27日は“東京物語”の上映となりました。
     
     
     
“東京物語“について佐藤忠男氏はこう語っています。
「小津の最高傑作は、衆目の一致するところ、昭和28年の「東京物語」であろう。
「生まれてはみたけれど」の軽妙さ、「麦秋」のワビ・サビ、「お早よう」のユーモア、「秋日和」ののどかさ、そして遺作となった「秋刀魚の味」の諦念と憩い、など、小津作品には他のどんな映画とも置き換えることの出来ない純粋さと精錬に達した多くの傑作があるが、なかでもひときわ偉大な、記念的傑作が「東京物語」であるといえよう」

尾道に住む老夫婦(笠智衆と東山千栄子)が、久しぶりに東京の子ども達のところに上京する。
下町でつましく医院を開業している長男(山村聡)と妻(三宅邦子)は、東京見物に誘おうとするが急患が入り出来なくなった。約束を反故にされた小学生の子どもは怒る。
そこで、とみ(東山千栄子)は下の孫(4、5歳か?)を連れて近くの堤へ行く。
     
無心に遊ぶ孫を眺めながら、とみは語りかける。老いゆくものの切なさを、しみじみと表現した名シーンです。
「勇ちゃん、あんた大きゅうなったら何になるん?」
     
ひたすら草をむしる孫。
     
「あんたもお父さんみたいにお医者さんか?・・・あんたがのぅ、お医者さんになる頃ァ、おばあちゃん、おるかのう」

みなさま よいお年を

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29日付の伊勢新聞を本町の貝増さんが持ってきていただきました。
     
晦日の商店街は、いたって静かです。
お客さんが来る来ないにかかわらず、お店はどんどん閉まっていきます。
これでいいのか、考えものでアリマス。
今夜は諏訪神社で甘酒の振る舞いを、神社プロジェクトの皆さんにお願いしてあります。準備は済んでいます。私はスワセントラルパーキングで年越しです。
では みなさま よいお年を お迎えください

あけまして おめでとうございます

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あけまして おめでとうございます
本年も どうかよろしく お願い申し上げます
元旦の諏訪神社の様子です
     
     
新春にふさわしい、漢詩を一首ご紹介します。
一海知義著“漢詩一日一首”平凡社ライブラリーより
宋代末期の名も無き一民間人“真山民”が作った詩で題は“新春”
旧正月は新暦より少しずれていて、今年は1月27日が元旦にあたります。まだまだ寒さは残っていますが、太陽の光から春を感じる頃が旧暦のお正月でした。

冬の寒さは残っているけれど、地面に積もる雪の間から土が顔を出し始めています。
新春の晴れの日、太陽は急に暖かく感じ始めました。
人の心はあらたまり、春の気配は、この天地にみちみちています。
かすみは樹々を包み、野焼きの跡も緑に芽吹いて、草は魂をよみがえらせているようです。
春の風は、かれに厚く、これに薄いといった不公平はなく、例年のごとく、この貧乏なたたずまいにも吹き渡ってきました。

余凍 雪 纔かに乾き    (よとうゆきわずかにかわき)
初晴 日 驟かに煊かなり  (しょせい ひ にわかにあたたかなり)
人心 新歳月        (じんしん しんさいげつ)
春意 旧乾坤        (しゅんい きゅうけんこん)
煙は碧にして 柳は色を回し (かすみはみどりにして やなぎはいろをかえし)
焼は青くして 草は魂を返す (しょうはあおくして くさはかいをかえす)
東風 厚薄なく       (とうふうこうはくなく)
例に随いて 衡門に到る   (れいにしたがいて こうもんにいたる)

人間社会には不平等があり、人生にはさまざまな起伏があります。けれど自然は、四季の変化は、時に焦燥感をいだかせるほど「厚薄」なく「例に随い」時を定めてどこにでも訪れます。

四日市商工会議所 新春賀詞交換会開催

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          6日付中日新聞より
1月5日 都ホテルにて四日市商工会議所主催の“新春賀詞交換会”が開催され、四日市商店連合会の森 修平新会長にお誘いを受け、浅谷さんと三人で出席させていただきました。
市役所関係・市議会議員・商工会議所・各団体・企業代表等、錚々たるメンバー440名の方々が一同に集い、人ひと人でごった返しておりました。
私は、初めての参加でございましたが、顔見知りの方を見つけご挨拶を交わすうちに終了となりました。
来賓代表の田中利行市長は、昨年は“四日市観光元年”を立ち上げましたが、今年度は“文化振興元年”を掲げて事業を進めたいと挨拶をされました。文化の香りがする街になるといいですね。
そこで早速、市の文化国際課様よりポスターが届きましたのでご紹介させていただきます。
     
     

小津監督「東京物語」上映

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いよいよ小津安二郎監督の最高傑作、世界的にも高い評価の“東京物語”の上映です。インターネットの“日本の調和を描き続けた世界の巨匠”より抜粋させていただきます。
<再発見、そして数々の疑問>
名作中の名作「東京物語」を観ていると、感動とともに数々の疑問がわいてきました。
「見たこともない街並み、はるか昔の尾道や東京の風景が、なぜこうも懐かしく思えるのだろう?」
「ラスト近くに急死する母親(東山千栄子)の姿が、ずっと昔に亡くなった祖母の姿と妙に重なって見えるのはなぜだろう?」
「妻が死んだ翌朝、ひとり寂しく海を眺めていた父親(笠智衆)の気持ちになぜこうも感情移入できてしまうのだろう?」
      尾道から
      東京へ
<懐かしさの源>
小津作品がもつ不思議な懐かしさの源はどこにあるのでしょうか?その謎を解くカギのひとつは、シーンとシーンをつなぐ短い風景の映像にありそうです。
普通は場面をつなぐ為の説明として入れられるこれらの映像を小津監督は、一枚の美しい絵画の域にまで高めました。それは他の場面とのバランスを考え、目線でとらえたそのままの景色を映すのではなくシンプルで抽象絵画的ともいえる映像になっています。
そして、その美しい映像を見つめる人物の心を丹念に描き出すことで、一緒にみつめる私達もまた
「あーそう云えば、私も以前あんな気持ちで海をみつめた事があったなぁ」
そう思わせることに成功しているのです。
会話する人の顔を順に映し出し、その合間を短い風景のカットでつないて作る小津作品は、他の作品に比べてカット数が多く、ゆったりとした流れではあっても、しっかりとしたテンポを持っています。このテンポから知らぬ間に観客を画面に引き込んでいるとも云われています。

“東京物語”を 皆様とともに鑑賞できることを 楽しみにしています
     
時・平成24年1月27日(金)午後6時30分上映
処・スワセントラルパーキング2階会議室
  入場無料
  パーキング2階より直接会場に入ることが出来ます
  車椅子の方もご利用ください(格安駐車券を会場にて販売いたします)

四日市商店連合会 新年総代会開催シマス!

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1月8日夜 四日市商店連合会の役員が集い 10日に控えた新年総代会について 綿密な打ち合わせ?が行なわれました
     盗撮の犯人は右側にオワス
今回の総代会は 今までと違った活気に見舞われそう
ご期待くらはい
会に出席できない方は ユーストリームにて 1月10日午後6時より 実況中継が行なわれます
「参加できなくて くやし〜〜〜」なんておっしゃらずに 実況中継をご覧いただき 是非コメントをお送りください お待ちいたしております
実況はこちらから・・・スマートホンとパソコンからのぞいていただけます(ご家庭の電子レンジでは観れません)

「東京物語」の風景

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今週の週刊文春に、文春映画館(映画を旅する)が特集されていました。
あの名作、あの名シーンより「面影残るロケ地探訪のすすめ」川本三郎から、「東京物語」が載っていましたので写させていただきます。
     
小津安二郎監督の「東京物語」(53年)の老夫婦、笠智衆と東山千栄子は瀬戸内海の尾道の人間。映画はこの町で撮影されている。
     
     
     
小津は敬愛する志賀直哉が以前、尾道に住んだことがあるのを知ってここをロケ地に選んだのだろう。
瀬戸内海、対岸の向島、桟橋、坂道、屋根瓦、白壁といった「東京物語」で描かれていた風景はいまも残る。
     
妻をなくした笠智衆が朝「今日も暑うなるぞ」と嫁の原節子にいった浄土寺という寺も健在。
     
     
さらにこの映画は最初のほうで東武伊勢崎線の堀切駅を見せるが、この小駅は今も当時と変わらない。

機会があればしみじみと出かけてみたい、そんな気がいたします。

新年総代会開催

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1月10日午後6時より53名様のご出席で「四日市商店連合会 新年総代会」が華やかに開催されました。
今までと違った活気溢れる総代会となりました。会場となったシティホテルも、徐々に狭くなってきていましたが、再びもとの広さに戻りました。森新会長のもとで、スタッフ一同張り切っております。皆様のご理解とご協力をお願いするしだいです。
本年度スローガン
1.やる気と元気で革新に挑戦します
2.会員相互の親睦をはかります
3.商連泗水会を充実させます
 会場の様子
森会長の挨拶
斉藤商工会議所会頭
諏訪西と諏訪振興組合理事長
スタッフの上野氏
会員皆様の挨拶
会場の様子はユーストリームにてご覧いただけます
尚、四日市商店連合会のフェイスブックが立ち上がりました。是非ご覧ください
今回の総代会立ち上げに、ご尽力いただいたスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます
ありがとうございました

駅前の電飾 スバラシイ!

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先日 商連総代会の帰りに撮りました
撮ろう撮ろうと思い なかなか撮れませんでした
小枝から落ちる光のしずくは 癒されます
商工農水さんが考案 アビオンさんが取り付けたと 聞いております

参宮街道は餅文化

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現在、イベント“お菓子まつり”が企画中です。
中心市街地グランドプランに基づき、地元のお菓子やケーキを知りながら楽しんでいただくイベントです。
先日、暮らしの手帳 別冊“徒歩旅行”若菜晃子 編・著で参宮街道の餅文化が紹介されていました。

桑名に始まる参宮街道は
別名餅街道
やわらかやさしいお餅の味
「どうぞ、おあがり下さい」
三重の餅街道を旅していて、お餅をいただこうとすると、いつもこの言葉が添えられました。おっとりとしたやさしい響き。そのなにげないひとことに、相手を温かく見守る心遣いを感じます。旅人が行き来した時代にも、土地の人のこうしたやさしさがあったのではと思います。
     二軒茶屋餅と安永餅
まず、桑名の「安永餅本舗柏屋」と四日市の「なが餅 笹井屋」を紹介。(太白永餅も紹介してほしいところです)もとは丸いお餅だったのが、旅人が懐に入れやすいように長くしたのか、焼き安いように長くなったのか諸説あるようです。
     さわ餅とけいらん
津の宮崎餅店の「けいらん」は、米粉(新粉)のお持ちに色鮮やかな米粉がのせられたもの。街道沿いの“塔世茶屋”と呼ばれていた一帯にはお餅屋が並んでいましたが、現在では「宮崎餅店」だけが残っています。
次は、松阪岡寺門前の「伊賀屋」にある「さわ餅」は、お餅に粒あんをはさんだ大きなお餅。近くの沢水で手返ししたからとも棹(さお)のようなお餅の形が訛ったとも言われています。
「へんば餅」は返馬餅と書き、宮川の渡しで馬を返したことからつけられました。以前は川岸にあった「へんばや商店」。伊勢に到着した旅人がお餅を食べて一息ついたのでしょう。
「二軒茶屋餅 角屋本店」は前回ご紹介しましたが、船で来た旅人が立ち寄るお店でした。
しかしなぜ、この街道で、お餅文化が発達したのでしょう。
おそらくそれは「柏屋」がいうように、一生に一度の伊勢参りというハレの日に、お餅という贅沢でハレの食べ物がふさわしかったからかもしれません。
その一部が何百年も残ってきたのは、やはり続けようとする人の手があったからこそ。
それは“宮崎餅店”の「餅しかよう作らんし」という謙遜もありますが、“伊賀屋”の「食べてみたらわかる」という自信や“へんばや商店”の「庶民の人たちに喜んでもらいたい」という言葉にも表れています。
むかしは一日で固くなるお餅。持って帰りたいというお客には、いつも「腹に入れて持ってかえれ!」と怒っていた先代の話を“角屋”のご主人は笑って話されたそうです。訪れたその土地でこそ味わえるお餅の味です。
三重のお餅はやっぱり、やさしくておっとりした三重の人たちそのものでした。願わくば、時代が変わっても、三重のお餅は変わりませんように。
と結ばれていました。
餅菓子は、実演してその場で食べていただくのがベストでしょうか?
作年の夏に発行された雑誌ですが、歩いて旅する優しい気持ちが良く出ていて、たのしみな一冊です。

諏訪神社のどんど焼き

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1月15日は四日市諏訪神社のどんど焼きの日デス
     
     
昔は夕方からしかしめ縄に火がつけられませんでした
夜の行事であったと記憶しております
Aさんにお会いしたので「餅を焼きに来たんか?」と尋ねますと「ここにあるぞ 餅」といってごみの山のなかに捨てられた餅を指差されました。そんなもん 焼いて食うか!
     
古田さんの“なちゅらる市場”は毎月15日に開かれますが、昨日は三番街で行なわれたようです。(フェイスブックより盗用)
継続こそ力!
私事ですが、昨年夏に拾った猫は、どこへ差し上げることもなく、我が家の空調の下でのんびり冬を越しております。最近腹が大きくなってまいりました。
     

第2回 実行委員会開催

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1月16日午後7時より エキサイト四日市・バザール2012の第2回実行委員会が15名の役員の皆様にお集まりいただき開催されました。
     
     
四日市の観光課から岡田・樋口・落合様が出席。コンサルタントの?アビ・コミュニティ(旧社名アビオン)から堀木・川北様にご参加いただき、開催概要に関して討議をしていただきました。
詳細は追ってご連絡いたしますが、出店募集要項は2月1日四日市諏訪商店街振興組合のホームページにて公開させていただきます。皆様奮ってご参加ください。
続いてポスターについての討議を行い、掲載の原案が採択されました。
これから内容の校正を進めてまいります。
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