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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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海岸線物語 中日新聞より

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中日新聞。3日ほど前の夕刊から詩情溢れる“海岸線ものがたり”が始まった。
舞台は石川県能登半島外浦
     
ガラガラと引き戸をあけて表へ出ると目の前は日本海。
角海ミツさん(75歳)の心がはやる。「さあ、行かんならん」岩ノリ採りへ向かう。
下は4枚、上は5枚と重ね着をして海へ。
中学生の頃から手伝ってきた。岩ノリのない冬は考えられない。
波は足元をさらうように寄せる。岩にへばりついたノリにゴム手袋をした手を滑り込ませてギュッと握る。聞き手の右手の先に穴が開く。二日ともたない。「左ばっかりいっぱい残ってる」
採ってからの仕事も多い。水洗い。天日干し。小石を取り除き乾燥。夜中に2回3回と眼が覚める。「どんな顔しているか見に行くんよ」
わが子の布団を何度もかけなおす親心が育てる味は料亭に届く。
「一番おいしいね」商品にならない切れ端が角海さんの口に入る。
保育氏だったころ、走り高跳びの大会で右ひざを痛め手術した。少し引きずって歩くのはそのせい。けれど。
「海に出ることをいやだとは思わんもん」
「甘いし、おいしいし」
弥生の海も角海さんに手招きをする。
どんなものでも、作る人の苦労を忘れてはいけませんよネ

「麦秋」中野翠著“小津ごのみ”より

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 北鎌倉の住宅地の静かでおちついたたたずまいの中で、ゆったりと進行する風格の大きなホームドラマです。“ はにゅうの宿” のオルゴールの音と共に物語が始まります。
 婚期を逸しかけている娘である紀子(原節子)の縁談をめぐって、兄夫婦(笠智衆と三宅邦子)や両親(菅井一郎と東山千栄子)がたへんな心配をするのですが、結局、紀子は嫁ぐことになります。これを機に紀子は秋田へ、両親は祖父(高堂国典)の住む大和へ帰郷することになるのです。
 映画がつくられた昭和26 年の頃には、三世代同居が一般的でしたが、やがてみんなは離ればなれになり核家族が進んでいきます。
 小津監督としては、旧来の大家族主義の崩壊を惜しみ、核家族化を憂うといった気持ちよりも、時の流れの中で変わらないものは何もないという、いわば「 無常」 を描き出したいという気持ちのほうが強かったのではないでしょうか。
 そう考えたほうが紀子と老夫婦の旅立ちが始まり、最後の家族揃って撮る記念写真のシーンも、重みを持って胸に迫ってくるようです。写真は「 時」 というものに対する人間のはかない抵抗のようなものですから。
     
 続いて、中野翠さんは著書「小津ごのみ」でこう記しています。
 人生のさまざまな断面で、ふと「 今が一番いいときかもしれない」 と思う。それは多くの人が経験することだろう。特に劇的というわけでもない、ありふれて、俗で、平凡な言葉だ。「 名セリフ」 的な奇抜さや鮮烈さはない。それをなぜか小津は気に入っていて、映画の中で繰り返し使っているのだ。「欲を言えばキリがないが、私たちはいいほう」 というセリフも「 麦秋」 と「 東京物語」で使われている。両方とも先輩の夫婦の会話の中に折り込められている。これも世間でよく聞かれそうな言葉だ。さまざまな不満や屈託を抱えながらも、多くの人はいささかの心理的努力をして、こういう言葉を呟き、自分の人生を肯定しようとする。
     
 現在という時代を過ぎ行く時として深い愛借の情をもって眺めるというし点(視点)がこの作品をユニークなものにしているのが分かります。北鎌倉・鎌倉の大仏・ニコライ堂の見える神田駿河台・銀座のオフィス街・上野公園などしみじみとした風景が描き出されているのもみどころです。
 2月24日(金)午後6時30分 スワセントラルパーキング2階で上映 入場無料です
お車でお出かけの方は 駐車場2階より直接会場に入れます

そうだ!大須へ行こう

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芽吹きの雨が降る中、大須商店街へ視察に出かけました。
     
商工課の山口さんに連絡を取っていただいてありましたので、大須商店街連盟会長の今井富雄さんに事務所で説明をいただき、その後、商店街を一緒に回っていただきました。
昔は大須も劇場や寄席、遊郭が並ぶ繁華な街でしたが、マスメディアの普及とともに衰退、どん底を経験した商店街でした。
ところが、昭和52年のアメ横ビルの完成をきっかけに再び賑わいを取り戻し、コメ兵ビルや万松寺ビル、OSU301ビル等が点在する若者の集まる街に変貌してきました。
現在では、10月の“大須大道町人祭”を始め4月には“春まつり”、8月には“夏まつり”等ボランティアや学生を巻き込んだイベントを活発に展開。年1回更新の、1100店舗を掲載した「大須マップ」を発行してみえます。
若手の発想を大切にされていて“大道町人祭”などイベントの長は順番性で、一生に一度巡るかないかの誇りある役となり、1年かけて企画段階から精力を注がれるそうです。人材不足の商店街にとっては、うらやましいおはなしです。
若い人の意見をどんどん取り入れる懐の深さがあり、奇抜なアイデアでもまずやってみようといった柔軟な考えをお持ちでした。
OSU301再開発ビルでは、韓流ブームに乗ったグッズ販売を広いスペースをとり、25日のオープン目指して準備中でした。
ややもすると風俗店が進出しそうな危うさを感じましたが、“大須まちづくり基本理念”を掲げて、健全で愉しい街づくりに取り組んでみえます。
     
     
     
     
大須まちづくり基本理念
1.大須は、歴史・伝統から生まれた「ぬくもり」を大切にしたまちづくりを進めます。
1.大須は、革新性・娯楽性など「楽しさ」あるまちづくりを進めます。
1.大須は、お客様との「ふれあい」のあるまちづくりを進めます。
1.大須は、子供からお年寄りまで、様々な人達の期待に応えるまちづくりを進めます。

第8回 「麦秋」上映

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小津安二郎再発見「麦秋」を24日の夜上映いたしました。
     
今回も大勢の方がお集まりいただき、会場は満席となりました。皆様のおかげと関係者一同感謝いたしております。
次年度も“文化の駅サテライトステーション事業”は実施の予定と聞き及んでいます。また、皆様のご要望があれば昭和の懐かしい映画会を行なわせていただきたいと考えていますが、取り上げていただいた場合を予測して、皆様に開催曜日と開催時刻、そして上映希望映画のアンケートをお配りいたしました。
昨夜回収の回答を順次ご紹介させていただきます。
「家庭的で明るい映画を希望します」
「昭和30年〜40年代の邦画が望ましい」
「いつもうれしく参加させていただいています。ありがとうございます。日活の石坂洋次郎ものを希望します」
「上映会は是非続けてほしいです。“羅生門”“七人の侍”」
「今の日本が忘れそうになっている、大切なものを思い出させてくれる小津作品です。観た人たちが優しい気持ちになって、もっと日本が良くなればと願います。今回取り上げていただいた懐かしい日本映画を希望します」
「ありがとうございました。親子三代にわたる心温まる名作です。何度観せて貰っても余韻が残ります。老夫婦の睦ましい様子。とても勉強になりました。懐かしさでいっぱいです。ありがとうございました」
また、7通のご返事からは、金曜日夜の上映で異論はない様子です。
自分自身としての上映希望作品は、黒沢明の“生きる”、野村芳太郎の“張込み”、山田洋二(山田洋次)の“たそがれ清兵衛”、深作欣二の“蒲田行進曲”、大林宣彦の“異人たちとの夏”あたりを考えています。
      「生きる」1952年東宝
      「張込み」1958年松竹
      「たそがれ清兵衛」2002年松竹
      「蒲田行進曲」1982年松竹
      「異人たちとの夏」1988年松竹
皆様も、良い映画がありましたらお教えください。

「麦秋」感想2

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いつものTさんから感想をいただきました。Tさんは毎回必ず感想を書いて届けていただきました。ありがとうございました。
     
「埴生の宿」の局をオルゴールがメルヘンティックに奏でるBGMで始まった「麦秋」。これまでに見せていただいた作品同様、撮影当時の日本の自然風景が郷愁を誘いました。
・犬も歩けば人(紀子と兄嫁が裸足で)も歩く。ゴミひとつ落ちていない美しい砂丘のような鎌倉の海。
・大和三山近くにある白壁造りの旧家や、それなりに時代の新しい文化を取り入れたらしき鎌倉の家。
・風船やウロコ雲との対比で、その澄んだ青さを強調した広い空。
俳優について感じた点では
 先日87歳で亡くなった淡島千景の出番が多く、芸達者な彼女の魅力が存分に発揮されていたように思いました。
 彼女と原節子との秋田弁での掛け合いは“見もの”でしたね。
内容について感じたことは
 紀子が買ってきた900円もするケーキ。今の値段にすると1万5000円くらいでしょうか?なんと贅沢な!
分別もそろそろ出て来る頃の男の子(11歳くらい)が、父親に対してズケズケ文句を言い、食べ物(食パン)を蹴り散らすシーンには、ちょっと眉をひそめたくなりましたが、これらは小津氏がブルジョア出身の独身者であることに由来するものなのでしょうか。
 しかし、紀子が結婚相手に選んだのは、姑(ババ)付きの気心知れた幼馴染みだったというのは妙に納得できました。小津氏は虚より実が大切といいたかったのでしょうか。
 次回上映は、今井正監督作品をお願いしたいと思います。
     
物価も当時と比較すると10倍以上になっているはず。なんとなく観ていましたが、1万円以上のケーキとなると、さすがに高い!ですね。
子供たちの大人に対するしぐさが残酷なまでに強いというのは、どこかの評で読んだことがあります。子供好きな小津監督は、子供の目線でとらえた映像を、ニンマリしながら撮っていたのではないでしょうか。
戦後の作品では、ブルジョア的な生活がほとんどです。社会運動活発な当時としては随分批判も受けたようですが、映像は美しくなければならないといった監督の考えを貫いたのではないでしょうか。コンビである脚本家の野田高悟の影響も大きいようです。

本日 朔日恵比寿

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春の訪れを待つ冷たい雨の中 表参道スワマエで諏訪神社へ参拝しました。
拝殿で座っていると トユから流れ落ちる雨の音が聞こえます。
懐かしい音。小学校で聴いた記憶がよみがえります。
     
     
その後、恒例の朔日恵比寿を行ないました。雨で閑散とした商店街でしたが、心配だった野菜は午後2時で完売しました。楽しみにしてみえる方が増えています。
1週間ほどお休みだった“しまぐち屋”さんが今日は開店。おじさん一人だったのを、商店街の奥さんが助っ人で手伝っていただきました。助け合いの気持ちがうれしい!

「麦秋」感想3

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新町からご夫婦でお越しいただいていたHさんの感想です。
次年度も、機会があれば、是非上映を続けたい、そんな気持ちがいたします。
映画は、我々の世代では唯一の娯楽であり、餞別なく映画館へ足を運んだものである。
今回、昔の映画を鑑賞させていただく機会を得て感じたことは、物語がゆったりとした時間の中で大きく動いて行くことの驚きと、出演者の会話の「間」の良さを感じました。
前回の“東京物語”と同様、今回の“麦秋”も小津監督の凄さと思います。
映画製作が終わったら即上映となっておりますが、ある程度時代が過ぎ去った後に鑑賞する良さを、改めて感じました。
     
“麦秋”では、初老の夫婦が「わしらあ、幸せでした」と会話するシーンを、しみじみと感慨をこめて観ることが出来、製作された小津監督に頭の下がる思いです。
出来得ることならば、私自身もこうした晩年を迎えたいものです。
Hさんもまた、上映日時は金曜日の夜と希望してみえました。
ありがとうございました。
さて、次回3月23日最終回は“晩春”昭和24年製作の映画です。
吉田喜重監督は、著書「小津安二郎の反映画」でこう記してみえます。
ようやくかいま見えてきた平和な時代のきざしが、そうさせたのだろうか。あるいは小津さん自身の46歳という余裕ある年齢がそうさせたのだろうか、映画をまやかしと見さだめながら、それと共存共棲しつつ戯れようとする小津さんの心の感触が、もっとも鮮やかに読み取れるのが「晩春」にほかならなかった。

「麦秋」感想4

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垂坂からお越しいただいていたMさんからの感想です。Mさんからは、古いパンフレットを見せていただきました。
あっという間の8ヶ月、後1作を残すのみとなり、いささか淋しい思いにかられています。残念ながら2作品は時間の都合がつかず断念いたしました、
どの作品も小津監督の温かい心、優しい人間性が投影され、今の時代だからこそ感じられる大切なものを受け取らせて貰っています。
是非第2回も放映されることを希望し願っています。
開催日の希望は、火曜日と金曜日となっていました。
また、上映希望の作品を沢山あげていただきました。
「女であること」川端康成原作 川島雄三監督 1958年
「陽のあたる坂道」 石坂洋次郎原作 田坂具隆 1958年
「乳母車」 石坂洋次郎原作 田坂具隆 1956年
「秋立ちぬ」 田坂具隆 1956年
「暗夜行路」志賀直哉原作 豊田四郎 1959年
「河のほとりで」石坂洋次郎原作 千葉泰樹 1962年
平成23年7月29日上映第1作「秋刀魚の味」のポスターを掲載します。懐かしいポスターです
     
     
     

第7回 ワイワイストリート開催

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来る3月18日日曜日 近鉄百貨店とスターアイランド間の道路を開放して 第7回 ワイワイストリートが開催される。主催は四日市市商工農水部。
恒例となった今回も、盛りだくさんの催し物で賑わう。是非覗いてみてください。
     
     
          

小津安二郎再発見「晩春」

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いよいよ小津安二郎再発見の最終回「晩春」です。
     
娘の紀子(原節子)と二人で暮らす大学教授の周吉(笠智衆)は、27歳になって未だに嫁に行く意志を見せない紀子のことを心配していた。
周吉の妹 まさ(杉村春子)も、紀子に縁談を持ち込むが、なかなか彼女は首を縦に振らない。
一方でまさは、周吉の再婚相手として格好の未亡人(三宅邦子)を兄に引き合わせる。紀子は自分の結婚よりも父の再婚話のほうが気になりだすが?
原作は広津和郎の短編「父と娘」。
娘の縁談、親の孤独という戦後の小津作品の中で繰り返されるテーマが、この作品で確立した。
小津はサイレント映画時代に何度もコンビを組んだ野田高梧と久々に共同脚本を書き、二人の脚本コンビはこの後遺作の「秋刀魚の味」まで続くことになる。
原節子がヒロインの紀子役で小津映画に初出演。その輝くばかりの美しさと、父親を演じた笠智衆に対する微妙な愛情を見事に表現した。また、この作品で初参加した杉村春子は、戦後の小津映画に欠かせない女優になっていく。
     
この映画で小津安二郎は原節子にすっかり惚れ込んだのではなかったでしょうか?最後に、旅館のシーンで笠智衆と原節子が枕を並べて寝るシーンがあります。物議を醸している場面ですが、近親相姦的な意味合いを述べる評論家もいるようです。それほど原節子を好きだった小津監督は、床の間に飾られた一輪挿しの長い長いショットに、沈静の意味を込めたといわれております。
3月23日(金)午後6時30分より、スワセントラルパーキング2階会議室での上映です。

コンビナート夜景クルーズ乗船記

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第21回 エキサイト四日市・バザール2012の開催テーマは“四日市の観光”そこで、四日市諏訪商店街振興組合で参加希望者を募り、夜景クルーズへと出かけました。
観光映像を撮る為、こにゅうどう君も参加。コンビナートを背景に撮影を行ないました。
感心したのは、解説のおじさん。台本も読まずに詳しく説明していただきます。お尋ねすると、もとコンビナートにお勤めだったとか。愛着ある解説が出来るはずです。
以前は公害の町の元凶といわれたコンビナートでしたが、関係者の努力で、ここまで綺麗な夜警を楽しめるようにしていただきました。
1時間の短いクルーズでしたが、愉しい時間を過ごさせていただきました。
     
     
     
     
     
     
     
     

平成23年度 文化の駅サテライトステーション事業 終了

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平成23年度 文化の駅サテライトステーション事業 小津安二郎再発見 最終回「晩春」は昨夜盛況のうちに終了いたしました。
なによりも参加いただいた皆様、そして、上映にかかわっていただいたスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。
昨年7月29日に第1回を上映させていただいて以来、多くの方に小津監督の映画を楽しんでいただきました。自分自身も、小津安二郎の作品を勉強することが出来て幸せであったと思っています。
良い映画はたとえ半世紀以上の月日を経ていても、観る人に与える感動は変わらないものがあります。小津監督が好んで取り上げた、娘を嫁に出す感慨と淋しさは「晩春」に始まり遺作となった「秋刀魚の味」まで続きました。ちょうど第1回の「秋刀魚の味」から一巡したことになります。
今思うと、春の季節に「晩春」を持ってこようと考えただけでしたが、最終回になったことが単なる偶然ではなく、監督の力が働いていたように感じています。
次年度もサテライトステーション事業は実施されるということ、皆様の意向を大切にして、上映会に望みたいと考えています。
ご協力いただき、ありがとうございました。

イベント“もっとネット大作戦!”

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3月24日 四日市商店連合会主催のイベント“もっとネット大作戦!”が終了しました。心配されていたお天気も午後には回復、陽が差す中での開催でした。
     
上野さんはじめ、東京からお越しいただいたライブメディアコーディネーターの川井拓也さんや、四日市大学の生徒さんにもご尽力いただき、やってよかったと感無量です。人出はいまひとつでしたが大きな成果があったと手ごたえを感じています。
     
自分の持っている今回の成果は、
1.四日市商店連合会が行う久々のイベントであったこと。
2.イベントスタッフに、新しい力を集めることが出来たこと。
3.先進的な活動を行なっている“鈴鹿なう!”さんとの交流が出来、商店街とネットを結ぶ手法に確信をもてたこと。
4.フライ返し中継の体験から、ユーストリームを使ったお店紹介を実感したこと。
などが揚げられます。
また個人的には、新しいツールに関する勉強も出来、是非取り入れようと思いました。
反省点は沢山ありますが実直に反省し、次回の“第2回もっとネット大作戦!”につなげていきたいと強く思いました。
充分な取り組みが出来ないままのイベントでしたが、皆さんのお力を借りてもう一回り大きく成長させていきたいと考えています。
ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。
     
     
     

“あすなろ応援便”支援物資の詳細

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3月23日(木)午後2時30分より、総合会館にて“三滝通りさくらまつり”出店者説明会を実施、四日市市保健所様からの衛生指導並びに小間割りを行なわせていただきました。
アビ・コミュニティの川北様撮影
今回は、会場にて東北被災地に向けての支援物資を受け付けることになり、皆様のご協力をお願いいたしました。
三滝ステージ横の“四日市の観光”ブース内で受付を実施いたします。当日は、現地から代表の方を招待して、ミサンガをはじめとする工芸品の製作販売等も行い、被災地の方との交流の場も設置させていただきます。
あすなろ応援便の募集物資をお知らせします
衣料品・下着・靴下・ストッキング(新品のみ)
食器類・大皿・小さめの花瓶・ギフト用等化粧箱に入った食器セット・ティスプーン・フォーク・スプーン・デザートフォーク・お盆・菓子器・両手鍋・片手鍋・フライパンの類・フライ返し・お玉などの調理用器具
家具類・整理ダンス(幅50〜60cmくらい)・洋服ダンス(幅120cmまで)・座椅子・小さな食器棚・ワゴン・TV台・マッサージチェア
その他・台所用品・洗剤・カイロ・シャンプー・リンス・石鹸・生理用品・ティッシュ・トイレットペーパー・マスク・ゴム長靴・大工道具・ミシン・アイロン・毛布・手工芸品・アクセサリー・オムツ・電動工具・キャンプ用テーブル・おもちゃ・ぬいぐるみ・家電製品・タオル・バスタオル
皆様の善意を、どうかよろしくお願いいたします。

小津映画「晩春」感想1

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皆出席のTさんの感想です
第1回「秋刀魚の味」(昭和37年遺作)から、第5回のサイレント映画「生まれてはみたけれど」(昭和7年)を挟み、年代を遡って上映された全9作品。小津ワールドにどっぷり浸ることが出来た幸せに心から御礼を申し上げます。
     
さて、最終会の「晩春」(昭和24年)についての感想ですが(またまた長くなってすみません)冒頭のタイトル文字の下に(昭和24年完成)とありました。ということはクランクインはいつ頃だったのでしょう。諸事情があって結構時間を要したのではありませんか?
     
そう思わせるヒントがあちこちの場面にありました。
看板・・・駅名の表示が{驛倉鎌北}と右から左へ書かれ
     巌本真理のコンサート会場には「提琴演奏会」と書かれ
     銀座のビルの宣伝文字はカタカナで左から右へ書かれ
     七里ガ浜では進駐軍が立てたとおぼしき看板に「Coca Cola」や「Capacity 3t」と書かれています
おそらく当時は戦後の大変革が行なわれていて、世の中が大混乱していたのでしょうね。そんな目まぐるしい変化の渦の中にあって、小津氏は日本人の財産である伝統文化や建物等は絶対に守るべきとの考えから、この映画の中に茶の湯や能のシーンも取り入れ、又 京都の清水寺や鎌倉の神社仏閣でのロケを行い、驚くほどの長撮りをしていますね。
     
俳優の演技については
原節子の能舞台の鑑賞シーンを絡ませての、様々な表情の変化に息を呑みました。白黒画面に無言という効果も手伝い、美しさを通り越して凄みさえ感じられました。
更に彼女の姿勢の良さや身のこなしの軽やかさ。
先年亡くなられた大女優“高峰秀子”はエッセイの中で
「人間(特に女優というもの)は姿勢が大事。身体の中心を1本の棒に貫かれているがごとく立ち、操り人形のごとく軽やかに動くこと」と言っていますが、原節子もまさしく同じです。
笠智衆は、ふだんはあまり感情を表す演技はしていないのですが、娘の結婚式から一人帰宅し、机の上のりんごをむくシーンでは、包丁さばきの不器用さと、落とした肩の線から父親の寂しさがひしひしと伝わってきました。
そして、それとは打って変わって愉快な場面もありましたね。
堅物親爺の彼が、娘の友人からオデコにキスされて、思わず見せた満面の笑みは“圧巻”でとてもユーモラスで都会的な演出でした。めでたし めでたし
長い間、本当にありがとうございました。

「晩春」感想2

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Mさんの感想です。
父と娘の愛情と心の葛藤を見事にとらえ、ユーモアもありいつもながらの小津映画に感動。ただ、始まる前に解説を読んで「近親相姦的な意味合い・・・」を目にした為、それがひっかかって非常に残念でした。小津映画にはまったく違和感のある下賎な評論に腹立たしさを覚えました。
上映希望は
続けて小津安二郎の残りの作品
Mさん 失礼な評論を紹介して 申し訳ありませんでした。
     
Kさんの感想です
「小津このみ」に書かれているように、小津の作品の女性には生活(結婚)はあるけれど恋愛がないから、女性の受けがよくないのでしょうか。
四方田犬彦氏も、ゼミに来る学生に日本映画について書かせると、男子は小津について書き、女子は溝口について書くことが多いと言っていたし、私も小津は苦手です。溝口健二監督のほうが違和感なく見ることが出来ます。
小津の残した手帖に、彼が通った店や料理に関するメモが残っています。鳥の好きな小津が「鳥の中では黄肌の鳥が一番うまい。それも二百八十匁留まりのオス」と書いていますが、実はこれ魯山人が小島政二郎に言ったことです。魯山人には、お茶漬けの味という一文もあり、ここで納豆の茶漬け等を取り上げています。小津はこの文を読んでいて、作品のタイトルに使ったのでしょうか?
上映希望は
「怪談」「つゆのあとさき」「雨月物語」です。

ありがとうございました。
     
Mさんの感想です。
映画は昭和24年に就職で四日市に来てから見出しました。
?話題になった映画中心で、その中でも小津作品は殆んど観ていました。このことが、今回の映画を知ることになりとちゅうから参加しました。ありがとうございました。
?アメリカ映画は殆んど観ず、もっぱらソ連・フランス・イタリアものを観ていました。
?西部劇とか、日本のシリーズ物は殆んど観ていません。
?最近の映画“埋もれ木”とか“眠る男”等の新しい作品は良く理解できません。“もがりの森”は、妻の死の直後だったので観ましたが、完全には理解できませんでした。最後のシーンの葬列(田舎の畑の中)を見て、これが本当の葬式だと思いました。
上映希望作品は、特にありませんが、しいて云えば
“大いなる幻影”(フランス映画)・“天井桟敷の人々”(フランス映画)
     
匿名さんです。
大変よかったです。有難うございました。機会があれば、またお願いします。
     
Tさんの感想です。
毎回たのしみにしています。また映画会をお願いします。よろしく
上映希望は
“喜びも悲しみも幾年月”“二十四の瞳”“青い山脈”
     
Iさんの感想
映画終了後20〜30分は、映画感想他について話し合いがあると面白い。
夏の間がよい。
出来たら、駐車料金を一律の定額制にしてほしい。
作品希望は
昭和25年〜昭和60年の話題作であれば、邦画・洋画を問わず。
     
匿名さんの上映希望です。
美空ひばりの映画・喜劇映画
もう御一方も 美空ひばりの出演作品を書かれました。
     
同じく匿名さんです。
大変良かったです。ほのぼのとします。そういう世の中でありたいです。ありがたく、うれしく思いました。ありがとうございました。
上映希望は
古い、このような情緒のある映画
     
Mさんの感想です
感動で一杯です。懐かしさに心打たれ、全巻余韻満点で充足、豊かな気分に浸れる機会をいただき幸せ100%です。幸せは自分が努力して作るもの。有難うございました。
もし、第2期名画会を催される機会がありましたら、是非とも宜しくお願いいたします。今夜は眠れそうもない様な感激です。厚く御礼申します。有難うございました。
     
匿名さんの感想です。
このようなすてきな企画に参加でき、とっても得した気持ちです。
じみ〜と心に染みる作品ばかり。ゆったりとした一時を過ごせました。スタッフのも名様のご苦労に感謝します。ありがとうございました。
     
同じく匿名様の感想です。
これだけの小津作品を月1回ずつ一堂に会して観ることの出来たことは本当に意義深く、良い体験をさせていただけたと思っております。
主演俳優を中心に作品をみていくか、監督を軸に作品をみていくか。作品を鑑賞するのにいろいろあると思います、が、さまざまの年代の小津作品をひとつずつ観ていったことで、監督の作品の特徴ばかりでなく、映画芸術というものの考え方、あらわし方、観る側への問題提起の仕方など、滋味あふれる監督の姿勢が良く分かったと思います。
松山善三監督とか市川昆監督の作品もシリーズで観てみたいと改めて思いました。
送っていただいたニュースにも、多くの方々の希望作品が載せていただいてあり、どれもそれぞれに評価を得ている良い作品ばかりだと思います。が、もう少しだけ、時代的に古いものの方が良いのではないでしょうか。小津作品が私たちに良い印象を与えたので…

4月の朔日恵比寿

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本日1日は朔日恵比寿 諏訪神社へ参拝して 4月9日の政成稲荷様の大祭の件をお聞きして(9日は都合が悪い シミマセン)抽選会をおこないました。
          
     
いつも動いてていただけるメンバーが揃っているので 順調にすすみました。大変ありがたいことです。
手薄な抽選会を補う為、商店街の渡辺さんにもお手伝いいただきました。明るく楽しい方でアリマス。助かってオリマス。
野菜が大好評で、1時間ほどで完売。大根1本が100円では売れるはずです。格安で卸していただけることに感謝です。
     
今日は、ロボネットさんが“ミニ四駆”の大会を同時開催していただきました。
ブーム復活か?終日賑やかでした。森書店さんで伺ったら、当時熱中していた人はもう大人。子供に受け継がれているそうです。まだつい先日のように思いますが・・・

間近に迫ったエキサイト四日市・バザール

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第3回実行委員会が3月28日に開催され、最終検討会を行ないました。
     
当日のお天気はまず良さそう、桜も見ごろとなりそうです。
7日は、光運寺さんの本堂落慶法要が行なわれ午前10時から稚児行列が諏訪新道を練ります。
三滝ステージ西に設置された「四日市の観光」ブースでは地域の観光や物産の紹介・販売が行なわれ、その一部には「あすなろ応援便」さんによる東日本復興応援コーナーが設けられます。(現在、アビコミの堀木さんが四日市運送さんへ伺って、最終打ち合わせをしていただいています)
衣料品・下着・靴下・ストッキング(新品のみ)
食器類・大皿・小さめの花瓶・ギフト用等化粧箱に入った食器セット・ティスプーン・フォーク・スプーン・デザートフォーク・お盆・菓子器・両手鍋・片手鍋・フライパンの類・フライ返し・お玉などの調理用器具
家具類・整理ダンス(幅50〜60cmくらい)・洋服ダンス(幅120cmまで)・座椅子・小さな食器棚・ワゴン・TV台・マッサージチェア
その他・台所用品・洗剤・カイロ・シャンプー・リンス・石鹸・生理用品・ティッシュ・トイレットペーパー・マスク・ゴム長靴・大工道具・ミシン・アイロン・毛布・手工芸品・アクセサリー・オムツ・電動工具・キャンプ用テーブル・おもちゃ・ぬいぐるみ・家電製品・タオル・バスタオル
の品を、二日間にわたり受け付けておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
また、8日の開催前には四日市シティマラソンが三滝通りを通過。午後には四日市市議会議員の皆様が、会場内で被災地への義援金を訴えます。
諏訪新道おもしろバザールでは“京都百万遍さん手づくり市”や“エココーナー”が開かれ、諏訪栄商店街内では“こどもフリマ”“第2回フラ・フェスタ四日市”、8日(日)は“四日市カレー祭”が諏訪公園から公園通りにかけて開催されます。
盛りだくさんの内容で、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
春の日の二日間、どうかお楽しみください。

明日開催エキサイト四日市・バザール

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三滝通りのさくらが見ごろを迎えています。冷たい風が吹いていますが、お天気は良さそう。是非お出かけください。
今年も午後3時から交通規制に入りました。ご迷惑をおかけいたします。
日差しはとても温かく感じられます。あと二日で三滝通りの桜は満開を向かえそうです。
     
     
     

エキサイト四日市・バザール2012開催

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風は冷たさを感じましたが さくらもお天気も最高の初日でした
     
午前10時 光運寺さんの本堂落慶記念の稚児練りが諏訪新道会場を通りました
     
三滝ステージの様子
     
三滝通りさくらまつり会場 昼過ぎの人出
     
京都百万遍さんの手づくり市 50店舗の参加をいただきました
     
東日本の現状を伝える為、大船渡市(正しくは陸前高田)から来ていただいた船砥さん。(左)
     
和やかな本部席の様子
     
公園通りで開催の第2回フラフェスタ
     
明日はもっと良い花見日和になりそうです 是非お出かけください
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