富田浜海岸の東にある霞埠頭には、平成11年に完成した“ポートビル”がそびえている。往年の富田浜海岸を一望するために立ち寄った。
四日市港開港100周年を記念してできた。四日市港管理組合や港関係の会社事務所になっている
埋立地の霞ケ浦埠頭へ入るには、霞大橋を渡らねばなりません。ここでは例年花火大会が開かれています(コロナ禍で2年続きの中止ですが)。
左が霞大橋 大型トラックが行きかう
北(右)へ眺めを写す。この辺りが富田浜駅
左が富田浜駅で、右の丸内がビーチレストラン 国道23号線は木森に隠れてみえません
中央に鎮座しております四日市のジオラマは力作です。余計なことを言うと 少し遊びが欲しい!・・・ゴジラが上陸しているとか、こにゅうどうくんを探せ!とか・・・年寄りの戯言でした
丸が旧四日市港です 手前が石原産業 第2埋立地ですか?
ところで、巖谷小波と島安次郎が繋がりました。琵琶湖文化館の「歴代天皇と近江」展の“あきつブログ”で紹介されていました。(下総人さんからのコメントで知る)
巌谷小波氏
杉浦重剛(すぎうら しげたけ)は、旧膳所藩(現大津市)出身の教育者で、昭和天皇らに帝王学の一環として倫理をご進講(説明)された方です。皇室と所縁の深い滋賀県出身者がいらっしゃったことに、先ず純粋に驚いてしまいますよね。また、杉浦重剛の門下生には、作家であり児童文学者として有名な巌谷小波(いわや さざなみ)がいます。小波は、文部省唱歌『ふじの山』や『一寸法師』の作詞者としても知られる一方、甲賀市立水口小学校の校歌も手掛けています。その小波の師匠に当たる方が杉浦重剛なのですよ。
本展に出品されている関係資料は、杉浦重剛と親交が深かった鉄道技術者の島安次郎の関係者から寄贈されたものです。大正の時代を感じさせる大礼服やモーニングなどは、展示会場でも目を引いたのではないでしょうか。
下総人さんからのご教授でした。ちなみに私、“小波”を“こなみ”と読んで、芸者さんと間違えておりました。とんでもないおっさんでした。失礼スマスタ!