“秋の四日市まつり実行委員会”さんが、パンフレットの第2弾を発行されました。
ここに“四日市祭り”の歴史が書かれていましたので、戦前までを掲載させていただきます。なお、このパンフは、無料にて入手できます。
ところで、気になっているのが、昭和28年頃のこの写真です。現在、この後ろ(池の東側)に“明治天皇御製の碑”が立っています。
昭和8年9月に錦町の上田谷松氏が建てたもので、「明治天皇御製 目にみえぬ 神にむかいて はちさる(?)は ひとのこころの まことなりけり」と彫ってあります。本町の水谷宜夫さんにお借りしたパンフには、除幕式が、昭和8年11月3日に行なわれたとありました。
この記念碑は何処に建てられたのでしょうか?昭和28年には、現在のところにありません。写真の背景をよく見ると・・・
右隅に一本足の灯篭(山津見神社前に立つ?)が写ってています。右端です・・・左には家屋のようなものがあります。
場所はあまり変わってないようです。が、台の石積みを比べると、異なっています。つまり移動しているということになります。
岡野繫松氏の描かれた戦前の神社マップです。
左下の「御?在?記念碑」が“明治天皇御製之碑”のことと思われます。ちょうどその西に“明治天皇行幸記念館”があります。どうやら、後ろの建物は 生川邸で、碑は昭和30年代に現在の場所へ移されたのではないでしょうか?しかし、ここからの位置で、山津見神社前の灯篭が このように写り込むでしょうか?
これは昭和初年頃?吉田紙店さんが出された 新年の挨拶状です。堀池の前はすっきりしています。諏訪神社の敷地は広大でした。水谷様、ご提供いただき ありがとうございました。