GGシニアさんに本町タイムスリップをアップしていただきました 一度ご覧ください
(133) 『タイムスリップ/四日市本町通り/四日市西駅』 - YouTube
この写真は、下総人様からの1冊で、今はJRさんにお預けしてあります。お題は、椙山 満著“思いで写真をめぐって”。下総人様、ありがとうございました
明治40年頃の四日市東驛。大正11年に伊勢電鉄が乗り入れる西驛が出来るまでは、四日市の玄関口でした。明治40年に関西(かんせい)鉄道は、国有化されています。驛舎右側に建つお堂のような建物が便所、その手前に油庫があり、向こうにSLの煙がみえます。赤ちゃんをおんぶしたお母さんが立っています。
椙山先生は『明治23年の年の瀬も迫った23日、ここに英国製機関車の黄色い汽笛が鳴り渡って関西鉄道は草津まで創業を始めた。この写真は国有化前後のものといわれる。母親の背から汽車を眺めていたこの子たちも私たちと同じレールファンになったであろうか?』と書いてみえます。
Tさんに見せていただいた東驛前の青写真です。“ランプ室”は“油庫”のことでしょうか?写真では関西鉄道のマークがついていると説明されていました。
左下が貨物取扱所でした。石畳に欧米風のハイカラなポーチに柱が何本も並びます。図面矢印の位置、入口の木戸から駅前広場の北方向に撮られた写真です。この建物は、昭和20年6月の空襲で焼け落ちるまで残されていました。
この石畳を貨物ホームに沿って行くと、運河の向こうに欧米風赤レンガ建ての関西鉄道四日市整備工場が望めました。
この突き当り 南方向に四日市驛が建っていました