皆様ご存じ 歌川広重さんの東海道五十三次より 四日市は三重川の図 強い風が吹く乗船場に近い板橋 笠を飛ばされた旅人はあわてて追いかけます 一方 風に耐えながら板橋を渡って去っていく渡世人風?の男 二人がすれ違い離れていく姿から 広重は旅の淋しさを表現したようです
この絵は 水谷百碩さんが書かれた明治初期の東海道に架かる四日市橋の図 茶店も出て夕涼みの人々で賑わっていますが どう見ても三重川に出ている板橋のような小さな橋ではありません 四日市博物館学芸員の広瀬氏も この絵はもっと浜に近い風景だと話してみえます ということで
ひろ助登場!あわわ!
広重さんの五十三次を物語にして楽しんでいただこうと オレンジ田中さんの友人 アンダーポイントの本美 大さんに漫画をこしらえていただきました 「ひろ助 飛ばされた笠を あわてて拾いに走る図」 ひろ助は廻船問屋 いなば屋の9番番頭で運送品の契約の為 全国(特に専門は東海道沿いの商家)を旅しています 広重の絵に出没するひろ助は これから東海道の各宿場を紹介していきます どうがご期待ください
右 本美さん 昨年春のイベント春の東海道まつり より