今年の5月で120周年を迎えている四日市商工会議所発行の“商工春秋 8月号”の巻頭を飾るのは、名古屋在住のイラストレーター川渕長久氏による“鈴鹿山麓の渓谷 宮妻峡”でゴザイマス。
市内西部の水沢地区にある「宮妻峡」は鈴鹿の山々に囲まれた谷間にあり、清流と奇岩が織りなす変化に富んだ渓谷。豊かな自然の中で渓流釣りやハイキングが楽しめるほか、市営の宮妻峡ヒュッテやキャンプ場もあり、夏になると、家族連れなど、沢山の市民が訪れアウトドアライブを楽しんでいる。
若かりし頃、バンガローを借りてキャンプをしたことがあった。潔癖症の友人はバンガローで寝ることを拒み、車の中で寝た。朝、寝ぼけ眼で起きた友人は、うっかり車のドアをロックしたまま閉めてしまい、朝食の間に下の自宅までキーを取りに走っていった。そんな記憶がある。みんなでドアに針金を差しこんだりして。車はワヤでございました。