四日市案内人協会の田中さんから1冊の本が届けられました。“こどものとも せいそうせんのくるりんまる”
孫が夏休みの宿題に四日市港のことを調べていて、臨港橋のこともその一つでした。
たまたま四日市案内人協会の田中さんにお会いすることができ、臨港橋の上がる時刻をお尋ねしたところ「午前11時30分に船が帰ってくる。その時橋が上がる。船長さんにも連絡しておく」とのこと。これは大変と塾で留守の孫を置いて、臨港橋を貨物船が通るところを見に駆けつけました。
11時40分ころ、橋をくぐって帰ってきたのは1艘の清掃船でした。
四日市清港会の清掃船“かすみ”は、港に浮かぶゴミを集める船です。実は、この船に出会ったとき、自分の心のどこかに軽蔑の気持ちがありました。
しかし、この絵本を見て自分を恥じました。港にとって大切な役目を持つ船だったのです。
この本を書いた鎌田 歩さんは、「作者の言葉」でこのように云ってみえます。
港の海では本当にさまざまな種類の船たちがはたらいています。みんな、同じ海を利用する仲間です。そして海はみんなが使う大事な場所。そんな海を掃除する清掃船は、みんなのために一生懸命働く船なのです。
田中さん ありがとうございました。