本の著者である茶谷浩治氏は、「長崎さるく博」や「大阪あそ歩」などのまち歩きをプロデュースしてみえた方です。茶谷さんは、本書の第2章“「まち歩き」の考え方”をこのように結んでみえます。
「まち歩き」のガイドさんは、単にそのまちを知っているだけでは物足りません。ましてや、歴史を勉強しましたというだけでは不十分です。そこに生まれ、あるいは育ち、働き、学び、また恋をし、悩んだ経験のある人が、まちとともに自分を語るべきです。そこから感動的な「まち歩き」が完成します。「まち歩き」とは、そのようなものです。
第3章は、「まち歩き」のしかけ方 です。