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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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“ローマの休日”上映

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昨夜は三重県視聴覚ライブラリーさんからお借りした“ローマの休日”を上映させていただきました。いつものメンバー49名の方にお集まりいただき楽しませていただきました。60年以上も前の映画なのに新鮮な気持ちで鑑賞することができたのは、監督(“ベン・ハーのウイリアム・ワイラー)とシナリオ(ダルタン・トランボ)が優れているからでしょう。

二日前の中日新聞に“トランボ”という映画が紹介されていました。

ダルタン・トランボは、1971年に“ジョニーは戦場へ行った”の監督をしています。第1次大戦のとき、出征したジョニーは爆撃にあい、見る、聞く、話すそして、鼻が使えなくなり、壊疽のため手足も取られます。ジョニーに起きた悲劇をとおして反戦(当時はベトナム戦争)を訴えた映画でした。

“ローマの休日”をネットで調べていたらこんな面白いことが載っておりました。

スペイン広場のシーンで、王女の後をつけてきたジョーが偶然に出会ったかのごとく話しかけます。このとき、背景に教会の大時計が望めますが、出会ったときは午前8時10分

この後、並んで座り話をするのですが、座ろうとするときは9時15分

話す間のアップでは11時25分で

さあ出かけようとする時は10時20分となっています。

出会いから出かけるまでの下からの遠景で8時10分~10時20分かけ、その後対話のアップを11時25分まで撮っていたという時刻が教会の大時計に記録されているのです。

こうして比較すると、わずか2分程の間に、人の動きや雲の様子も違っています。


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