“おくりびと”上映
「長えこと ここさ居っと つくづく思うのやの 死は門だなって 死ぬって云うことは 終わりっていうことではなくて そこをくぐり抜けて 次へ向かう まさに門です 私は門番として ここでたくさんの人を送ってきた “いってらっしゃい” “また会おうの”って 云いながら・・・」 昨日は“おくりびと”を上映させていただきました。...
View Article“トキワ荘の青春”
トキワ荘は、東京都豊島区にあった。1952年12月に建てられ1982年11月に老朽化のため解体されている。翌年新築されたが、現在は元の敷地がビルの一部になっていて往事の面影はない。しかし、その通りは「トキワ荘通り」として今も親しまれ、商店街も賑わっている。 地元の活性化の一環として近くの花咲公園に記念碑が建てられたのは2012年4月のこと。当時の建物をかたどった石造りのモニュメントが立てられた。...
View Article“トキワ荘の青春”その3
昭和29年、手塚治虫がトキワ荘を出て寺田ヒロオが入ってくる。「まじめすぎて面白くない」と編集者に指摘されるも「子供達には理想像を示さなければならない」と寺田は主張し続ける。ラスト、トキワ荘を出る決意をして立ち尽くす彼に、草野球のボールが飛んでくる。ボールを受け止め少年に投げ返す。「ありがとうございます!」と立ち去る少年の背中に“背番号0”の文字。感動のラストだ。 右 取材を受ける手塚治虫...
View Article“本日休診”
市川準監督の“トキワ荘の青春”は、わたくしの最も大切な映画の一本となりました。で、引き続き市川監督の“つぐみ”(1990)を鑑賞したところ、 冒頭、“まりあ”(中島朋子)が銀座で“二十四の瞳”を観るシーンがありました。銀座文化ゴールデンシアターというところですが、看板の日本映画名作特集シリーズの中に“本日休診”が入っていました。 1952年作品の“本日休診”。監督は渋谷実で、看板に主演...
View Article“ローマの休日”上映
昨夜は三重県視聴覚ライブラリーさんからお借りした“ローマの休日”を上映させていただきました。いつものメンバー49名の方にお集まりいただき楽しませていただきました。60年以上も前の映画なのに新鮮な気持ちで鑑賞することができたのは、監督(“ベン・ハーのウイリアム・ワイラー)とシナリオ(ダルタン・トランボ)が優れているからでしょう。 二日前の中日新聞に“トランボ”という映画が紹介されていました。...
View Article“ローマの休日”感想
早速Tさんより感想をいただきました。ありがとうございました。 「ローマの休日」は、今回で3度目の鑑賞でしたが、一回目は50年前、高校2年の時で、当時はただ漫然と“逆シンデレラ”のおとぎ話と解釈していました。今回は心して細部迄、きっちり目と耳を駆使した処、実に様々な物が見えて来ました。 先ずタイトルですが“A Holyday In Rome”ではなく“Roman...
View Article“ローマの休日”感想2
Kさんからも感想をいただきました。ありがとうございます。 「オードリー・ヘップバーンのデビュー作。非常に美しく綺麗だった。特に見事なのは、最初、ベッドでミルクとクラッカーをもらった時は子供っぽく見えたのが、最後のほうはお付きの人にミルクを拒否し、大人の女として凛とふるまった場面です。...
View Article四日市参宮道追分の図
四日市商工会議所様発行の“商工春秋 8月号”より、四日市参宮道追分之図。 広重の描いた東海道五十三次シリーズの内、題名を行書で記したもの。隷書版と同様、追分の鳥居と、饅頭屋を描いている。 画面中央に配された看板が目を引く饅頭屋で、旅人が美味そうに饅頭をほおばり、傍らには柄杓を腰に差し、薦(こも)を背負った抜け参りの子供がひと休みしている。...
View Article“寅さんからの招待状”
今、四日市市市民文化事業支援補助金に応募しています。8月12日に審査がありますが、これを通過すると文化振興課さんから2年間助成を受ける事が出来ます。上映が叶うことを願って、予定作品を選びました。 今回は山田洋次監督で“寅さんからの招待状”がテーマです。...
View Article“東京物語”より”東京家族”へ
文化振興か様の助成が確定するとなると、前夜祭で”東京物語”をぜひ上映したいと思っています。 多くの皆様にお手数をおかけすることになり恐縮ですが、山田洋次監督”東京家族”上映1週間前に小津安二郎監督”東京物語”上映を希望しています。
View Article“トキワ荘の青春”
トキワ荘は、東京都豊島区にあった。1952年12月に建てられ1982年11月に老朽化のため解体されている。翌年新築されたが、現在は元の敷地がビルの一部になっていて往事の面影はない。しかし、その通りは「トキワ荘通り」として今も親しまれ、商店街も賑わっている。 地元の活性化の一環として近くの花咲公園に記念碑が建てられたのは2012年4月のこと。当時の建物をかたどった石造りのモニュメントが立てられた。...
View Article大四日市まつり開催!
8月6日コンテストおどりフェスタ2016が開かれ、今年も商連として審査員で参加させていただきました。年ごとに盛んになってきており、今や大四日市祭りにはなくてはならないイベントとなっています。明らかに優勝を目指すグループとそのほかのグループとの差が出てきていますが、15名の審査員で笑顔最高賞や楽しさ一番賞などたくさんの賞を作っていただき、参加することが楽しいイベントになっています。...
View Article“悪人”
吉田修一著“悪人“が李相日監督(フラガールの監督)により2010年に映画化されています。 原作と比してミスキャストではないか?とか、いろいろ思いながら鑑賞しましたが、感涙の最後を堪能いたしました。チェックしていた佳男の一言。やはり映画でも重要ポイントとなっておりました。 娘を殺された佳男(柄本明)。佳男は、娘を車から蹴落とした増尾の友人鶴田を横にこう話しかける。 「あんた、大切な人はおるね?」...
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