2月24日「東京家族」を上映させていただきました。冷たい風の吹く日でしたが、43名の皆さまに参加いただきました。早速,Tさんから感想をいただきました。ありがとうございました
「東京家族」の公開は平成25年1月でしたから、製作されたのは平成24年だったでしょうね。その時代を象徴するのは
① スカイツリー
② 健在だった歌舞伎役者中村勘三郎
③ 東日本大震災に関連する諸々の出来事(周吉の友人・服部の妻の母親の遺体がまだ発見されず、昌次と紀子は、東北でのボランティア活動を通じて知り合った)
今、現在 撮影時からたった四年半ほどしか経っていないのに、画面から伝わってくる雰囲気が、私には随分昔の様に思われたのは何故でしょう?
それはここ3年ほどの間に、インターネント、スマートフォン等が世の中の有り様をガラリとがらりと変えてしまったからではないでしょうか。
そして、やはりもの凄いスピードでの高齢化社会の到来、少子化とも合わせて様々な社会問題をもたらしています。
この作品は、夫を残して妻のとみこが68才と云う若さで逝くのですが、ちょっと悲しすぎますね(私も同年齢ですので)
現実に自分自身の生活を見つめた時、将来のPPK(ピンピンコロリ)を目指しつつ、日々感謝の心を持って、少しでも世の中のお役に立てるよう暮らして行かねばと思いました。
山田洋次監督は、平成23年12月(お正月映画)の公開予定でしたが、東日本大震災で延期となり、平成25年1月の上映となりました。当初の予定では平山周吉役が菅原文太、妻のとみこが市原悦子、美容院の長女が室井 滋だったそうです。また感じの違った“東京家族”が出来ていたのかもしれません。
殊勝なお考えのTさん、私もまともな活動が出来るのは10年かな?と思いつつ、世間の皆さまの迷惑にならない様、PPKを目指して日々精進に努めてまいります。