第28回 昭和43年の1番街
39年9月5日辻さん撮影
昭和43年、諏訪駅が撤去されてから12年経つ。この間に、駅前商店街は様相を一変する。スワ百貨店が昭和39年9月5日開店し、1番街通りは、文字通り四日市で1番の繁華街となった。
40年7月15日辻さん撮影
駅の横には近鉄百貨店、その前には近鉄興業が経営する四日市シネマとグランド劇場、オカダヤも出来て、中央通りの楠の木も順調に伸びている。まさに躍進する四日市の表玄関となった。
40年7月13日辻さん撮影
高度成長期に入り食生活も様変わりした。1番街の諏訪寿司で、手巻き寿司を食べた。ここの大将はコンビナートからヒントを得て、コンベア寿司を発案、公園の西南に店を開く。これは特許が取れると申請したが、すでに大阪で申請済みだったそうだ。回転すしの始まりだった。
昭和43年の1番街